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新米日本語教師・後輩の指導方法~知っておきたい5つのこと~

新米日本語教師・後輩の指導方法
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こんにちは。日本語教師×新米主婦のたのすけです。

この記事は先輩日本語教師が後輩指導をする立場になったときに役立つ記事を書いています。

 

専任講師になって数年経つと、後輩指導の立場になることもあるのでないでしょうか。

後輩を指導する立場になった以上、教える方としてはきちんと指導しなければと思いますよね。

たのすけも今は後輩を指導する立場にあります。最初は自分に指導なんてできないと悩んでいました。

同じように悩んでいる方に後輩を指導する立場になったら知っておきたいことをまとめました。

  • 後輩指導を任されることになった
  • 新米教師の指導担当になった

 

そんな方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

 

1.「ティーチング」と「コーチング」について知る

講師

「ティーチング」と「コーチング」という言葉は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

ティーチングとは、教え込むことです。

これは従来の学校教育のイメージで、先生が学生に教えます。

 

コーチングとは、相手から引き出すことです。

答えは本人がすでに持っていると考え、質問・傾聴・承認といったスキルを使って引き出していきます。

相手のレベルによって、ティーチングを使ったほうがいいのか、コーチングを使ったほうがいいのかが変わってきます。

 

2.レベル分けする

話している講師と生徒

まずは、「ティーチング」と「コーチング」のどちらがいいのかを決めます。

指導する相手のレベルを、レベル1~4にわけました。

レベル1:「できない」ことに気づいていない。

レベル2:「できない」ことに気づいている。

レベル3:「できる」理由をわかっていない。

レベル4:「できる」理由をわかっている。

レベル1と2の相手にはティーテイグ、レベル3と4の相手にはコーチングを行いましょう。

では、それぞれの指導法を見ていきましょう。

 

3.レベル別の指導法を知る

講師と生徒

レベル1:「できない」ことに気づいていない

「できない」ことに気づいていない場合は、まずはお手本を見せましょう。

「百聞は一見に如かず」ということわざがあるように、相手に「できない」ことをわかってもらうために、見てもらうのが一番です。

最初は手本を見てもらい、何が違うのかを指摘します。このときに、できていないことをしっかり伝えましょう。

それから、相手にやってもらうといいでしょう。同じようにはできないはずです。

これによって、「できない」ことを実感することができます。

 

レベル2:「できない」ことに気づいている

自分で「できない」ことに気づいている場合は、実際にやってもらい、それについて評価をしましょう。

できることと、できないことをきちんとフィードバックしてましょう。

 

レベル3:「できる」理由をわかっていない

「できる」理由をわかっていない場合は、相手に自己分析してもらいましょう。

まずは、「なぜできたのか」と質問しましょう。それによって、「なぜできたのか」を分析してもらいます。

この分析がきちんとできれば、次も同じようにすればいいので、「できる」ようになります。

 

レベル4:「できる」理由をわかっている

「できる」理由までわかっている場合は、こちらからアレコレ口出しする必要はありません。基本的には、見守りましょう。

「できる」理由がわかっているので、「できない」ときも、その理由を自分で分析できます。本当に困ったときは、本人から相談があるものです。

 

4.タイプ別に指導の言葉を変える

講師

人はそれぞれ性格が異なり価値観も違います。価値観が違えば、響く言葉も違うのです。

相手のタイプによって、指導の言葉も変えましょう。

タイプを大きく4つにわけました。また、それぞれ大切にしている価値観も書きました。

  • 行動型:目標達成
  • 感覚型:称賛・注目
  • 友好型:対人関係
  • 分析型:思慮深さ

 

自分とタイプが違う相手を指導すると、「あれっ?伝わってないのかな?」と不安になることもあります。しかし、それは伝わっていないのではなく、相手の反応がそうなだけです。

気にしないで指導にあたりましょう。

指導するポイントは、

  • 行動型の人は勝利を大切にしているので、何か目標を設定させ、それに向かって頑張らせる。
  • 感覚型の人は注目を浴びることが大切なので、できたことに対してほめて伸ばす。
  • 友好型の人は他の人の気持ちを大切にしているので、ズバズバ言うのでなく、相手の気持ちを考えながら伝える。
  • 分析型の人は、理屈をきちんと説明する。

 

相手のタイプによって、指導で使う言葉やアプローチ法を変えていきましょう。

 

5.メンタリングをする

話している講師と生徒

指導するときに、以下のことを意識しましょう。

たのすけが特に重要だと思うところは太字にしました。

  • 方向を示す:必要な方向性を示して、やる気を起こさせる。
  • 目標を設定する:話し合いながら、主体的に目標を設定させる。☜重要
  • 優先課題の発見を支援する:何が優先課題か、発見を支援する。☜重要
  • 問題点に気づくことを支援する:何が問題なのかを気づかせ、主体的に改善させる。☜重要
  • 問題解決を支援する:具体的な問題解決を、行動として起こさせる。
  • コーチする:必要なことを指導する。
  • カウンセリングする:悩みに親身になって、相談に乗る。
  • 質問する:相手の可能性を引き出すように、質問する。☜重要
  • 傾聴する:相手の話や心の動きをよく聴き、理解する。
  • 伝える:自分の考えや思いを正確に伝える。
  • 共感する:相手の立ち場に立って、相手の考えや思いを理解する。
  • 受容する:相手を評価せず、あるがままを受け入れる。
  • フィードバックする:ありのままを相手に伝える。
  • 見守る:見守り、相手の自主性を促す。
  • 成果を達成する:主体的に成果を達成する。

以上のことを意識すれば、自然とどんな言葉を言えばいいのかがわかります。

 

まとめ

日本語教師って意外に孤独だったりしますよね。誰に相談すればいいのかわからなかったり、気軽に相談できる人がいなかったり。これは新人の頃のほうがよくあるのではと思います。

新米日本教師や後輩を指導する立場になったら、ぜひ相手の気持ちに敏感になりましょう。SOSを出さないだけで、悩んでいる人も多いはずです。

 

「指導」というと偉そうですが、相手に教えるのは自分にとっても、とても勉強になります。

理解していなければ教えられないし、自分を振り返るいい機会になります。「人の振り見て我が振り直せ」ですね。

 

日本語教師としてレベルアップしていくと、もっと日本語教師の仕事が楽しくなります。

指導した新米日本語教師や後輩が、今よりもっと「日本語教師になってよかった」と思えるとうれしくなります。それにはやっぱり日本語教師としてのレベルアップは欠かせません。

指導する立場の私たちも常にレベルアップを図って、自己研磨してきましょう。

 

日本語教師のまとめ記事はこちら>>日本語教師のまとめ記事

 

以上、たのすけでした。

 

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