学習者に強く、厳しく叱らなくちゃダメでしょうか・・・?
あなたはどう思いますか?
たのすけは強く叱るの苦手です・・・。
これは性格的になのですが、昔から強い言い方をしたり、叱ったりというのは苦手でした。
なので、日本語教師になったばかりの頃に、「学習者を叱る」こと、しかも「強く叱る」こと、「厳しく叱る」ことは苦手だと思っていて、できるだけしなくないなと感じていました。
今回は、そんなたのすけが学習者を強く・厳しく叱らなくちゃいけないのか、ということについて、見解を述べたいと思います。
これには色んな考えがあると思いますので、一個人の意見だと思って読んでいただけたら嬉しいです。
目次
学習者を「強く」「厳しく」叱らなくちゃダメ・・・?
苦手なことを無理にする必要はない!
結論としては、苦手なことを無理にする必要はないと思っています・・・!
もちろん、叱らないというわけではないのですが、
学習者は大人です。強く、厳しく叱らなくても、理解してくれると思っています。
たのすけは、極力叱りたくはないので、そういうのはここぞ!という時にとっておいて、普段は強く叱ったり厳しく叱ったりしませんでした。
ですが、時には強く叱ることや厳しくすることもあっていいと思います。(普段大人しい人がキレたら怖いっていうやつで、「ここぞ!」という時ですね)
有り難いことに、日本語学校に長年勤めていましたが、大きい雷を落としたのは10回もなかったと思います。
たのすけにとっては、叱る時は、俳優になりきることが大事でした。
基本的には普段から、感情的に「わぁーーーーーー!」「なにをーーーー!!」となることはないので、
自分を客観的に見て、決して感情的になることはなく「今はあえて叱っている」と言い聞かせて叱っていました。
したくないことは「やらない」選択を!
ただ叱るのが苦手だからしないだけ・・・そう思う人もいるかもしれません。
ですが、自分が苦手なことをしなければならないのって、ストレスに感じませんか・・・?
たのすけはそうです。苦手なことをすること、やりたくないな、嫌だなと感じながらやるのは、どうしてもできません・・・。
というか、したくないのです・・・。
なので、「強く叱らなくちゃ」「厳しく叱らなくちゃ」と思わなくていいと思います。
そう考えるようになってから、自分の中のモヤモヤしたようなストレスが減りました。
そうしないでも、じゃあどうしたら学習者に伝わるのか、を考えて行動すればいいんだと思っています。
学習者は大人です。子供じゃありません。
まずは相手を理解するために、よく話し合うこと。
相手の考えを聞いてみること。
こちらの想いを伝えてみること。
それが必要だと思っています。
叱るのはその後でも遅くありません。
大切なのは、相手を理解すること
大切なのは、相手のことを理解することだと思っています。
そのために必要なのは、叱るのではなく、よく話し合うことかと思います。
今まで育ってきた環境が違うのですから、相手に対して理解できないことがあって当たり前だと思いますし、文化が違うのですから、日本の常識と学習者の常識が違うのも当たり前だと思います。
そう思って相手に接すれば、じゃあどうして今そのような行動をしたのかな?と思って、叱る前にその理由を知りたくなります。
なので、相手を理解するために、話し合うことが大切だと思っています・・・!
【まとめ】「叱る」よりも、話し合うって理解し合おう!
学習者を「強く叱ること」「厳しく叱ること」について、たのすけの意見をお話ししました。
たのすけのように叱ることが苦手な人は、無理して叱らなくていいと思います!
もちろん、「あの先生は絶対怒らないよね~。だから、何をしても大丈夫。」と思われてしまうのは違いますが・・・
とっておきの怖いやつは、最後の切り札です(笑)
叱るのは、学習者の意見を聞かずに一方的になりがちですが、話し合うことで、冷静に自分の気持ちを伝えて、学習者がどう考えているのか、なぜそのような行動をしたのかが、理解できると思います。
そうすることで、今まで知らなかった一面が見えてきたりして、新たな発見があるかもしれません。
以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。