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たのすけ
N3文法「~ようとする」の説明です。意味は2つあります。
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用法①(直前)
接続
V意向形+とする
意味
- ~しようと思って、そのことを始める直前の状態を表す。
たのすけ
動作をする直前で、予想しなかったことが起きたときに使うことが多いです。
例文
- 家を出ようとしたら、雨が降ってきた。
- お風呂に入ろうとしたとき、友達から電話がかかってきた。
- 友達にLINEをしようとしたら、連絡がきた。
- お金を払おうとしたとき、財布を忘れたことに気が付いた。
- 寝ようとしていたら、宿題をしていないことを思い出した。
- 道を渡ろうとしたら、赤信号だった。
- 荷物を持ち上げようとしたら、ぎっくり腰になってしまった。
注意事項
- 意志動詞につく。
類似文型との違い
~ようとしている
- 意味は「もうすぐ~する」で、変化が起きる直前や、何かが始まる前や終わる前に使う。(例)ピアノのコンサートが始まろうとしています。
- 「~ようとしている」は無意志動詞につくが、「~ようとする」は意志動詞につく。
【参考】~ようとしている
たのすけ
文法書によっては、「~ようとする」の中に、「~ようとしている」の意味を含んでいるものもあります。「直前の状態を表す」という意味は同じです。違いは意志動詞につくか、無意志動詞につくかです。
用法②(試み)
接続
V意向形+とする
意味
- ~しようと思う、~しようと頑張っていることを表す。
たのすけ
「~ようとしない」で、相手がしないことを批判する意味になります。
例文
- 朝早く起きようとしても、起きられない。
- ダイエットしようとしても、ついついお菓子を食べてしまう。
- 昨日は寝ようとしても、なかなか寝られませんでした。
- 好きな人に話しかけようとしたけど、話しかけらなかった。
- 手を伸ばして木の上のりんごを取ろうとしたけど、取れなかった。
- あの人の名前を思い出そうとしているんですが、思い出せません。
- テスト前なのに、息子は勉強しようとしない。
- 父は病院が嫌いなので、風邪を引いても病院へ行こうとしない。
注意事項
- 意志動詞につく。
- 「~ようとしない」の否定の時は、主語は話し手以外になる。
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。