N3(文法分析)

【N3文法解説】~らしい(典型)|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N3文法「~らしい」の説明です。

 

用法

接続

N+らしい

たのすけ
たのすけ
いAと同じように使えます。

 

意味

  • ~のイメージと同じだ。実際に~だ。
たのすけ
たのすけ
典型的な性質を表すときに使います。

 

例文

  • 田中さんはらしい人だ。
  • 木村先生は、いつも先生らしい服を着ている。
  • 今日は暖かくてらしい日だ。
  • A:「日本らしいお土産は何ですか?」B:「お箸は日本らしいお土産だと思います。」
  • いつもは元気なのに、今日はらしくない。とても静かだ。
  • 周りと同じことをするのは日本人らしい
  • 前の会社は1年で辞めました。自分らしく働けなかったんです。

 

注意事項

  • 「~らしい」には伝聞や推量の意味もある。(例)風邪を引いたとき、お湯をたくさん飲むといいらしい

 

類似文型との違い

~みたい

  • ~みたい」は似ているけど、違うときに使う。(例1)男の人みたい。←本当は女の人。 (例2)男の人らしい。←本当に男の人。

 

~っぽい

  • 意味は「~のような感じがする/すぐ~する」(例1)その話は嘘っぽい。 (例2)彼女は怒りっぽい。←すぐに怒る。
  • 「~っぽい」は、本当じゃないときも使えるが、「~らしい」は本当じゃないと使えない。(例)彼女は男(〇っぽい ×らしい)。

【参考】~っぽい

 

以上、たのすけでした。

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