N3(文法分析)

【N3文法解説】~向き|用法・例文

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たのすけ
たのすけ
N3文法「~向き」の説明です。

 

用法

接続

N+向き

たのすけ
たのすけ
名詞を修飾する場合は、「N向きのN」になります。

 

意味

  • ~にちょうどいい。
  • ~に適している。
たのすけ
たのすけ
意図してそうなったわけではなく、偶然そうなった場合に使います。

 

例文

  • このアニメ難しいね。大人向きだね。
  • あの店の料理はとても量が多いので、男性向きです。
  • この映画は暴力シーンが多いので、子供向きではない。
  • この本は難しい漢字が多いので、N1の学習者向きです。
  • このカレーはちょっと甘いので、子供向きだ。
  • このパソコンは操作が簡単なので、お年寄り向きだ。
  • このアパートは狭いので、ファミリー向きではない。

 

注意事項

  1. 最初から特定の人のために意図されているときは使えない。そのときは「~向け」を使う。
  2. 動詞の「~に向いている」は「~向き」と同じ意味で使える。(例)このカレーはちょっと甘いので、子供(〇に向いている 〇向けだ)。

 

類似文型との違い

~向け

  • 意味は「~のための/~を対象に」
  • ~向け」は最初から特定の人のために意図しているが、「~向き」は意図したわけではなく偶然。(例)この漫画は大人向きだが、本当は子供向けに作られた。

【参考】~向け

 

以上、たのすけでした。

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日本語教師たのすけです。

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