N3(文法分析)

【N3文法解説】~まみれ|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N3文法「~まみれ」の説明です。

 

用法

接続

N+まみれ

 

意味

  • ~がいっぱい付いている。
たのすけ
たのすけ
汚い物が全体について汚れている様子を表します。体や服について不快なときに使います。

 

例文

  • 外で遊んで服がまみれになってしまった。
  • ケガをして服がまみれになった。
  • アルバイト先の工場はクーラーがない。みんなまみれで働いている。
  • まみれの靴では、お店の中に入らないでください。
  • あの部屋は何年も使っていなかったので、ほこりまみれだ
  • 田中さん、借金まみれらしいよ。今までカードを使って車、時計、バック、何でも買っていたらしい。
  • 車を修理していたら、手がまみれになってしまった。

 

注意事項

  1. 前件には、「汗・ほこり・血・泥・嘘・借金・酒」など。基本は、液体の物(汗、血、泥)や「ほこり・粉」などの粉状のものにつく
  2. 「Nまみれになる」「Nまみれだ」「Nまみれの」という形で使う。
  3. 漢字にすると「~塗れ」

 

類似文型との違い

~だらけ

  • 意味は「~が多い、~がいっぱいだ」
  • 「~まみれ」は汚いものがいっぱい付いているときに使う。(例)私の部屋は漫画(〇だらけだ ✕まみれだ)。←漫画は汚いものではないので、「まみれ」は使えない。
  • 「~だらけ」は、多量に存在するときに使えるが、「~まみれ」は裏表全体にまんべんなく付着していないと使えない。

【参考】~だらけ

 

~ずくめ

  • 意味は「~がたくさんある」(例)田中さんは全身黒ずくめの服を着ている。
  • 接続する言葉が限られており、慣用表現が多い。(例)黒ずくめ、いいことずくめ、ごちそうずくめ

【参考】~ずくめ

 

 

以上、たのすけでした。

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