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たのすけ
N3文法「~とか~とか」の説明です。
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用法
接続
普通形+とか+普通形+とか
*なAとNは「だ」がなくてもよい。
たのすけ
名詞を修飾する場合は、「~とか~とかいったN」「~とか~とかいうN」「~とか~とかのN」になります。
意味
- ~や~など。(いくつかの例を示す)
例文
- 日本語を使いたいなら、アルバイトをするとか交流会に参加するとかしたらどう?
- わからないときは、インターネットで調べるとか人に聞くとかする。
- 留学生活は楽しいけど、大変だとか寂しいとか聞いたよ。
- 子供は忙しいとか疲れたとか言って、勉強しない。
- 海外ではドラえもんとかワンピースとかのアニメが人気だ。
- 食べ放題に行ったら、お寿司とか天ぷらとかを食べるつもりだ。
- FacebookとかTwitterとかいうSNSは好きじゃありません。
注意事項
- 動詞を列挙する場合、後ろの「とか」には、「する」をつける。
- 話し言葉・書き言葉の両方で使われる。
- 同じカテゴリーの例を挙げるときに使う。
- 「~や~など」よりもカジュアルな言い方なので、目上の人に使うと失礼になる。
- 「~とか~とか言う」の形で、言うことが変わってはっきりしないことを非難する意味になる。(例)友達が結婚するとかしないとか言って、もう10年も同棲している。/田中さんのことを好きとか嫌いとか言っていたけど、本当はどっち?
類似文型との違い
~や~など
- 例を挙げる一般的な言い方。(例)私の趣味はスポーツや音楽などだ。
- 名詞にしか接続しない。
~たり~たり
- 動詞にのみ接続。(例)昨日は買い物したり、レストランで食事したりした。
【参考】「~たり~たり」を教えるときの5つ注意点|日本語文法の基礎知識
~だの~だの
- 意味は「~や~など」
- 「~だの~だの」には不満や非難の気持ちがあるときに使う。(例)母は勉強しろだの部屋を片付けろだの、うるさい。
【参考】~だの~だの
~やら~やら
- 意味は「~や~など/~たり~たり」
- 「~やら~やら」は、いろいろあって大変だ・複雑だと思っているときに使う。(例)娘が結婚するのは、嬉しいやら寂しいやら複雑な気持ちだ。
【参考】~やら~やら
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。