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たのすけ
N1文法「~だの~だの」の説明です。
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用法
接続
V普通形/A普通形/なA・なAだった/N・Nだった+だの+(同様)+だの
意味
- ~や~など。(いくつかの例を示す)
たのすけ
不満や非難の気持ちがあるときに使います。
例文
- 母は勉強しろだの部屋を片付けろだのうるさい。
- あのカップルは浮気しただの浮気してないだの、お互いに言い合っている。
- 友達は私が新しい鞄を買うと、私もほしいだの譲ってくれだのうるさい。
- 眠いだの疲れただの言っていないで、早く起きなさい。
- 息子は学校は遠いから嫌だの面倒くさいだの文句ばかり言っている。
- 田中さんはアルバイトはきついだの時給が安いだの、不満ばかり言う。
- 今日の料理には、ピーマンだのにんじんだの私の嫌いな野菜ばかり入っている。
- 娘はブランドのバックだのアクセサリーだの、高い物を欲しがる。
- 大学生の子供がいるが、アパートの家賃だの学費だのお金がかかる。
注意事項
- 話し言葉。
- どちらかと言うと、動詞には接続しにくい。
類似文型との違い
~や~など
- 例を挙げる一般的な言い方。(例)私はラーメンや寿司などが好きだ。
- 名詞にしか接続できない。
~たり~たり
- 動詞にのみ接続。(例)明日は洗濯したり、掃除したりするつもりだ。
【参考】「~たり~たり」を教えるときの5つ注意点|日本語文法の基礎知識
~やら~やら
- 意味は「~や~など/~たり~たり」
- 「~やら~やら」は、いろいろあって大変・複雑だというときに使う。(例)娘が結婚するのは、嬉しやら寂しいやらで複雑な気持ちだ。
- 「~だの~だの」の方が、「~やら~やら」よりも話者の感情が強い。
【参考】~やら~やら
~とか~とか
- 意味は「~や~など」
- 「~とか~とか」は不満や非難する気持ちがなくても使える。(例)私はチョコレートだ(〇とか ✕だの)ケーキだ(〇とか ✕だの)の甘い物が好きだ。
【参考】~とか~とか
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。