N2(文法分析)

【N2文法解説】~といえば|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~といえば」の説明です。

 

用法①

接続

取り上げる言葉+といえば

たのすけ
たのすけ
相手の言葉や自分の話、思い出したことなど、取り上げた言葉につきます。

 

意味

  • 話題に出てきた〇〇という言葉を取り上げ、それに関連のある別の話に導く。

 

例文

  • A:田中先生って教え方上手だよね。 B:田中先生といえば、来月結婚するらしいよ。
  • A:最近、ベトナム料理が人気らしいよ。 B:ベトナム料理といえば、フォーが好きだな。
  • A:今度、中国に旅行に行くんだ。 B:中国といえば、万里の長城だよね。
  • A:昨日から頭が痛くて・・・。 B:頭が痛いといえば、最近インフルエンザが流行り始めたんだって。
  • A:日本で有名なものって何? B:日本といえば、桜かな。

 

用法②

接続

普通形+といえば *なA/N~だ→(~だ)

たのすけ
たのすけ
「といえば」の前後で同じ言葉を繰り返します。

 

意味

  • ~ということを一応認めておいて、その後で本当に言いたいことを言う。

 

例文

  • きのこは食べられるといえば食べられる、好きじゃない。
  • 友達は太ったといえば太った、ダイエットするほどじゃない。
  • 今日は寒いといえば寒い、コートを着なくても大丈夫だよ。
  • 妹は静かといえば静かだけど、家ではよく話す。
  • 私の町は田舎といえば田舎だ、大きいでショッピングモールがある。
たのすけ
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注意事項

  • 前後に同じ言葉を繰り返し、その後に「~が/~けれど」などをつける。

 

以上、たのすけでした。

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