この記事は、授業のやり方や教え方で悩んでいる日本語教師の方向けに、具体的な授業のやり方や教え方がわかる記事をまとめました。
授業に自信を持てない、こんなあなたにおすすめです。
日本語教師になったばかりの頃は、授業に関していろんな疑問がわいてきますよね。
私もそうでした。毎日手探り状態で、後から思い返すと、わからないことをわかっていなかったと思います。
自分の授業に自信が持てなくて
先輩日本語教師の方に進め方や疑問点を聞きたいけど、忙しそうで聞きづらくて聞けなくて
一体どうすればいいの・・・!!??
と一人悶々と悩んでいたのを覚えています。
この記事では、日本語教師になったばかりの頃の私が知りたかった内容をまとめているので、
必ず『今授業のことで悩んでいるあなた』のお役に立てるはずです。
ぜひ気になるところから、記事を読んでみてください。
目次
教案の書き方
教案の書き方を知りたい
日本語教師養成講座では、「教案は一字一句細かく書くこと!」と教わりませんでしたか?なぜ教案を書いたほうがいいのか、その理由と教案の書き方を紹介しています。
≫日本語教師のための教案の書き方|教案を書く理由、書くときの注意点は?
教案のテンプレート
教案のテンプレートを無料でダウンロードできます。
≫【無料ダウンロード】日本語の教案テンプレート|Word、Excel版
授業準備の時間を短縮する方法
日本語教師になったばかりの頃は、授業準備に時間がかかります。少しでも授業準備にかかる時間を減らしたいですよね。
今はWeb上で公開されてる教案や無料ダウンロードできるイラストもたくさんあるので、参考にしましょう。
教案作成に役立つサイトを知りたい
教案はどうやって書けばいいの!?そう思っているなら、まずは先輩日本語教師の教案を参考にさせてもらいましょう。教案のイメージがわくと思います。
絵カード・イラストを無料でダウンロードできるサイトを知りたい
絵カードやイラストを無料でダウンロードできるサイトをまとめました。
≫「みんなの日本語」で使う絵カード&イラストおすすめ厳選8サイト
絵カードとして使えるおすすめの本をまとめました。
≫最適なイラストがない?「導入・練習の絵カード」が見つかる本9冊
動詞の活用フラッシュカードを作る時間を短縮したい
動詞のフラッシュカード(FC)を作るのも時間がかかります。無料でダウンロードできるので、ご活用ください。
初級文法の文法分析の時間を短縮したい
初級で学習する文法の違いなどをまとめています。
JLPTの文法分析の時間を短縮したい
文法の接続・意味・例文・注意事項、類似文型との違いをまとめています。文法分析をするのは時間がかかるので、ぜひご活用ください。
授業の組み立て方
授業の流れを知りたい
初級文法の授業の流れを解説しています。授業の流れは5つあります。
- ウォーミングアップ
- 文型導入
- 形の練習
- 応用練習(活動)
- 授業のまとめ
この記事を読めば、授業の全体の流れがわかり、授業を組み立てられるようになります。
≫日本語の「授業流れ」|初級文法の授業は5つのパートで組み立てます
「みんなの日本語」と「できる日本語」の教科書の教え方は、下記をどうぞ。
ウォーミングアップについて知りたい
授業の前にウォーミングアップは大切です。ウォーミングアップをすることで、教師も学習者もリラックスして授業を始めることができます。
実際に私がウォーミングアップに使っていたネタや例を紹介しています。
≫日本語授業でウォーミングアップは何を話す?すぐに使えるネタ5選と例を紹介!
文型「導入」のやり方を知りたい
授業の中で「導入」は一番大切だと言われています。文型導入の6つのやり方を具体例を交えて紹介しています。
導入文を考えるときに大切なポイントも紹介しているので、「導入」で悩んでいるなら、ぜひ読んでみてください。
≫日本語の初級文法「導入」のやり方|大切なポイントは3つあります
初級のうちからも学習者を巻き込んだ導入ができるんです。導入例をもとにやり方を紹介しています。
≫導入のとき、教師が一方的に話してない?|初級文法の導入方法を例で紹介します
文型を導入した後に、学習者が本当に理解できたのか不安になることもありますよね。不安な時は、確認するのが一番です。
文型の意味を理解できたか確認できる方法を、2つ紹介しています。
≫文型導入のあと、学習者が「わかった」か不安。確認する2つの方法
「練習」のやり方を知りたい
文型を「導入」した後は、形を覚えるために「練習」をします。
具体的な練習の方法を、9つ紹介しています。いつも同じような練習になりがち…と思っているなら、お読みください。
≫初級文法の練習方法9選|練習のバリエーションを広げたい日本語教師必見!
「活動」のやり方を知りたい
「活動」とは応用練習のことで、「導入」でわかった文型を「練習」で覚えて、「活動」で使えるようにします。
活動の例を、4つ紹介しています。また、活動中の教師の役割がわからなくて困っていたり、活動における注意点を知りたいなら、ぜひお読みください。
≫初級文法「活動」のやり方|4つの活動で「日本語の運用力」を手に入れよう!
授業中の困ったを解消する方法
念入りに授業準備をしても、教案通りに進むとは限りません。授業中の「困った」を集めました。
進出語彙はどうやって説明する?
新出語彙の説明方法を7つ紹介しています。学習者の日本語レベルによって、語彙の説明方法を変えるとわかりやすいです。
日本語の動詞グループをすぐに答えられない…
国文法と日本語教育の動詞は、分け方が異なります。学習者から質問されたときに、すぐに動詞のグループを答えられるようになります。
≫日本語の動詞とグループの見分け方|パッと見分ける方法を紹介します
授業で時間が足りなくなる…
初級授業で時間が足りなくなる原因とその解決方法を紹介しています。
予定していたスケジュールが終わらないと、学習者や他の教師にも迷惑をかけてしまうので、時間が足りなくなる…とお困りなら、ぜひお読みください。
≫日本語の初級授業で、時間が足りなくなる3つの原因とその対処法
授業で時間が余ってしまう…
授業で時間が余ってしまうと、「どうしよう…」と焦ってしまいますよね。
初級授業で、授業時間が余ってしまったときに、準備をしないでもできる対処法を7つ紹介しています。
≫日本語の初級授業で、時間が余ってしまったときの7つの対処法
学習者の発話量が少ない気がする・・・
あれもこれも説明しようと思って、教師ばかり話していませんか?
学習者の発話量を増やすために意識していること・工夫していることを6つ紹介しています。
≫授業で学習者の発話量を増やすにはどうしたらいいの?|日本語教師の疑問
学習者から答えられない質問をされた…
授業中に質問されたけど、答えられない…。このように、学習者から答えらえない質問がきたときの対処法を3つ紹介しています。
≫学習者から答えられない質問をされたときの3つの対処法|日本語教師の疑問
学習者の誤用をどうフィードバックすればいいの?
誤用は恥ずかしいものではなく、日本語が上達するために必要なものです。誤用をする原因や、誤用をした学習者へのフィードバック方法を紹介しています。
≫日本語授業で誤用のフィードバック方法|誤用の訂正は日本語上達への近道!
問題を解いて答え合わせの授業は単調になりがち…脱却する方法は?
普段の授業「動」の授業なら、問題を解いて答え合わせをする授業は「静」です。単調になりがち…と心配しているなら、ちょっとした+αで単調な授業から脱却できます。
≫問題を解いて答え合わせの授業は、+αで単調な授業から脱出|日本語教師の疑問
クラス内でレベル差がある…対処法は?
クラスの学習者全員が同じ日本語レベルならいいのですが、クラス内でレベル差は必ずあるものです。その時に、どう対処したらいいのか、対処法を紹介しています。
≫クラス内で日本語力にレベル差がある、どう対応する?|対処法4選
日本語の運用力を伸ばすには?
学習した日本語が「わかる」から「使える」なるために、どんなことに気を付ければいいのか、紹介しています。
学生が授業で聞いたことがどのくらい身についているのか…驚きの結果も併せてご覧ください。
≫学習した日本語を「わかった」から「使える」日本語にする2つの方法
日本語の運用力を伸ばすためには効果的なインプットが重要です。その理由と、どのようなインプットが効果的なのかを紹介しています。
≫場面を意識した「導入」が大切|日本語の運用力が伸びるインプットとは?
中上級の教え方
中上級のレベルと指導するときに気を付けることを知りたい
中上級を教える前に、まずは「中級」「上級」のレベルを把握しておきましょう。中上級を教えるときに、授業で気を付けたいポイントを2つ紹介しています。
≫中上級の教え方 | 初級の次は中級を教えられる日本語教師に!
「中級文法」の教え方を知りたい
実際に中級文法を教えるときに、どうやって導入しているのか、具体的な導入例を紹介しています。
初級文法と中級文法を教えるときは何が違うのか、文法を導入するときに気を付けたいこと5つを紹介しています。
≫【実際の導入例を紹介】日本語「中級文法」の教え方と5つのポイント
その他の授業のやり方や指導方法
ひらがな・カタカナの教え方を知りたい
ひらがな・カタカナを教え方と間違えやすい文字を紹介しています。学習者にとって、バランスを取りにくい文字や形が似ていて混同しがちな文字は把握しておきましょう。
≫【文字指導】ひらがな・カタカナの教え方~日本語教師の疑問~
「読解」授業の進め方を知りたい
日本語学校で文法の勉強会はあるのに、読解のやり方や進め方は教えてくれないんですよね。
まずは、読解の基礎知識を知りましょう。読解には”ボトムアップ”と”トップダウン”という読み方があって、それについて解説しています。
≫日本語教育の読解の基礎知識 | ボトムアップとトップダウンって?
読解授業の進め方を紹介しています。
読解の授業は読んで終わりじゃありません。読解を読む前・読む時・読んだ後、どのような活動をすればいいのか、解説しています。
≫読解の授業は読んで終わりにしていない?|日本語の読解授業の進め方
「漢字」の教え方を知りたい
学習者に漢字指導をするときに、教師が知っておきたい漢字のルールを4つ、紹介しています。
学習者も知っていると役立つ知識で、教師もこの漢字のルールを知っておけば、指導するときに役立ちます。
≫【漢字の教え方】日本語教師は知ってて当たり前?漢字の4つルール!
非漢字圏の学生にとって、漢字は絵と一緒です。闇雲に見ても覚えられません。
そこで、漢字の覚え方のコツを3つ紹介しています。
≫【漢字の覚え方】日本語学習者におすすめ「漢字の覚え方3選」
「発音」の教え方を知りたい
日本語の発音がいいと日本語が上手に聞こえるし、発音が下手だと、現在の日本語レベルより日本語力が下に感じます。
発音の指導方法は、日本語学校じゃ教えてくれません。日本語が上手に聞こえない理由や、発音指導のポイントを紹介しています。
≫【発音指導】たったこれだけ?日本語の発音の教え方4つのポイント!
発音しにくい「つ」と「ちゅ」の発音指導のやり方を紹介しています。
ディクテーションのやり方を知りたい
ひらがな・文字を覚えた後の活動として実施するディクテーションのやり方を紹介しています。
≫ディクテーションの効果・やり方は?|初級の日本語学習者向け
「シャドーイング」のやり方を知りたい
シャドーイングの効果と進め方を紹介しています。シャドーイングは日本人らしいイントネーションを身につけるのに役立ちます。
シャドーイングの指導をする前に、まずはその効果と進め方を確認しておきましょう。
≫シャドーイングの3つの学習効果|日本語がペラペラになる!?
日本語教師が知っておきたい知識
授業をする上で、日本語教師が知っておきたい知識を集めました。
ちょっと意識するだけで、「変わる」ことができます。できることから、取り入れてみてください。
日本語教師に必要な5つのこと
日本語教師に必要だと思うことを5つ紹介しています。ぜひ意識してみてください。
≫日本語教師に必要な5つのこと|ちょっと意識するだけで誰でもできる!
より良い授業を目指すために意識すること
授業中にちょっとしたことを意識するだけで、今よりいい授業を目指せます。意識したいポイントを、4つ紹介しています。
≫日本語教師が意識したい「授業が今よりよくなる」4つのポイント
学習者にわかりやすく伝える話し方
学習者にわかりやすく伝えるためには、テクニックが要ります。7つのポイントを意識するだけで、わかりやすく伝えらえます。
≫日本語教師が学生に「わかりやすく伝える」7つの話し方のテクニック
上手な学習者の褒め方
褒め方にもテクニックがあるのを知っていますか?
学習者を上手に褒めれば、勉強へのモチベーションを上げることもできます。具体的な褒め方のテクニックを紹介しています。
≫ドラゴン桜に学ぶ褒め方10か条|この褒め方で学生の成績は伸びる!
学習者と信頼関係を築くために大切に意識したいこと
学習者との信頼関係を築くのは授業をする上でも、学生対応をする上でも大事です。
どんなことを意識すればいいのか、実体験をもとに学習者と信頼関係を築くために大切だと思うことを紹介しています。
≫学生と信頼関係を築くために大切にしている7つのこと|日本語教師の疑問
「楽しい授業をしたい!」と想ったときに意識したいこと
誰でも「楽しい授業をしたい!」と想いますよね。そう想ったときに、振り返ってほしいこと、意識したいポイントを紹介しています。
≫「楽しい授業をしたい!」ときに振り返りたいこと・意識したいポイント|日本語教師の疑問
おすすめの日本語書籍
日本語教師におすすめの本一覧
教師用の参考書やJLPT対策の本、ビジネス、発音、会話など、日本語教師におすすめの本を一覧で紹介しています。
≫日本語教師におすすめの本|文法書・初級・中級・JLPT・ビジネスなど
日本語教師になったら読みたい本
授業に対する取り組み方や考え方が変わります。「授業力」を上げたいなら、おすすめの本です。
≫「授業力アップ」を目指せる本!|日本語教師に絶対読んでほしい一冊!
初級文法の本
日本語教師になったら、一番最初に買っておきたい本を紹介しています。教案を作成するときの参考になります。
≫新人日本語教師に必須の本!日本語教師になったら購入するべき本5冊~
初級を教えるとにおすすめの文法書を紹介しています。
≫日本語教師に必須の「初級文法の本」はコレ!~購入するべき本3冊~
中級文法の本
中級を教えるときにおすすめの文法書を紹介しています。
≫中級以上を教える日本語教師へ!おすすめの文法の本【厳選5冊】
日本語文法の分析が細かく載っています。
≫「基礎日本語辞典」日本語の分析が細かすぎる!お助けマン的参考書!
≫『日本語類義表現使い分け辞典』を紹介!この日本語参考書、おすすめ?
N3以上の語彙の本
N3以上になると、似ている語彙が増えます。微妙な違いを調べたいときに、おすすめです。
≫JLPTのN3以上を教えるときに「類語例解辞典」が役に立つ!
あなたのお役に立てる記事はあったでしょうか?
一人でお悩みでしたら、この記事が参考になりましたら嬉しいです。
でも、どこからやっていいか分からない・・・!
さらに具体的な授業の様子や流れを知りたい・・・!
という場合もあるかと思います。
そこで、ブログでは公開できない、たのすけが実際に使っていた教案を具体例にして
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日本語教師のまとめ記事はこちら
≫日本語教師になりたい方向けのまとめ記事
≫授業のやり方や教え方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
≫【完全保存版】日本語授業のやり方や教え方がわかるまとめ記事
≫働き方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。