「導入文は考えたけど、最適な絵カード(イラスト)がない!」
「練習に使う絵カードがない…」
日本語教師の方!こんなことで困っていませんか?
初級を教えるときは、絵カードは必須です。
絵カードがあると導入・練習がしやすくなりますが、その文型で使う最適な絵カードを探すもは意外と難しいんですよね。
私も日本語教師になったばかりの頃は絵カード探しが大変だったので、その大変さがよくわかります。
この記事では、導入や練習で使えるイラストが載っている本を9冊紹介しています。
この記事を読めば、導入や練習で使う絵カード(イラスト)をどこから探せばいいのかが、わかります。
最適な絵カードがなくて困っているなら、まずは紹介した本から探してみてはいかがでしょうか。
目次
「導入・練習の絵カード」に使えるおすすめの本9冊
実際に私も使っている本を紹介します。
1.「みんなの日本語初級Ⅰ 導入・練習イラスト集」
みんなの日本語に対応したイラストです。この絵カードを導入に使ってもいいと思います。
みんなの日本語を使っている学校で教えるなら、1冊あると便利です。
練習の絵カードの数は少ないので、他からも探したほうがいいです。
▽みんなの日本語Ⅰに対応
2.「みんなの日本語初級Ⅱ 導入・練習イラスト集」
▽みんなの日本語Ⅱに対応
3.「絵で導入・絵で練習」
導入と練習のための絵カードが700点以上あります。一つの文型に対して10のイラストがあるので、練習に十分です。
かなりおすすめで、日本語教師なら持っておきたい一冊です。
使う時は教科書に合わせて、未習語彙などに注意して使ってください。
4.「できる日本語初級 教え方&イラストデータCD-ROM」
できる日本語に対応したイラストです。
みんなの日本語みたいに全部の文型を網羅しているわけではありませんが、みんなの日本語のイラストに比べてきれいです。
最適な絵を探してみてください。
▽できる日本語の初級に対応
5.「できる日本語初中級 教え方&イラストデータCD-ROM」
▽できる日本語の初中級に対応
6.「新わくわく文法リスニング100〈1〉」
本来は聴解の本ですが、絵も豊富で、文型によってはイラストがたくさんあります。
イラストはシンプルですがわかりやすいです。
ぜひ、練習用の絵カードとして活用してみてください。
▽〈1〉は初級の日本語に対応
7.「新わくわく文法リスニング100〈2〉」
〈1〉よりはイラストが少なくなります。
▽〈2〉は、初中級の日本語に対応
8.「げんきⅠ」
げんきは英語圏用の総合テキストです。
イラストがちょこちょこあるので、探せば使えそうなイラストがあります。
▽げんきⅠは初級に対応
9.「げんきⅡ」
▽げんきⅡは初中級に対応
【まとめ】工夫をすれば、イラストは手に入る!
紹介した本9冊はどうだったでしょうか。
導入・練習のすべてを網羅した完璧な本を探すのは難しいです。いろいろな本を見て、文型ごとに最適な絵カードを探してみてください。
一番最初は授業に必要な絵カード集めは時間がかりますが、一度集めてしまえば、その後はずっと使えるので、授業準備も楽になりますよ。
ウェブ上でも無料で絵カードやイラストを公開しているサイトもあるので、ぜひ活用させてもらいましょう!
詳しくは、「「みんなの日本語」で使う絵カード&イラストおすすめ厳選8サイト」の記事に書いてあるので、ご覧ください。
初級の教案作成に困っているなら、こちらもどうぞ。
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。