N3(文法分析)

【N3文法解説】~がち|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N3文法「~がち」の説明です。

 

用法

接続

Vます形/N+がち

 

意味

  • ~になることが多い。
  • しばしば~の傾向が多い。
たのすけ
たのすけ
マイナスイメージのときに使います。

 

例文

  • アルバイトで疲れていると、勉強しないでどうしてもがちだ
  • 一人暮らしだと、カップラーメンを食べがちになる。
  • 出かける前に時間がないと、うっかり忘れ物をがちだ
  • 友達は待ち合わせの時間に遅れがちで困る。
  • 最近曇りがちの天気が続いている。
  • 子供のころは病気がちだったので、よく学校を休んでいた。
  • 日本人は遠慮がちなので、自分の意見を言わない人が多い。
  • 田中さんは夢見がちだよね。そろそろ歌手になる夢を諦めて就職したほうがいいよ。

 

注意事項

  1. 後件には、好ましくないことが来る。
  2. 「どうしても/つい/うっかり」「~てしまう」と一緒に使うことが多い。
  3. 慣用表現がある。(遠慮がち・伏し目がち・夢見がち)

 

類似文型との違い

~気味

  • 意味は「少し~様子がある」
  • 「~気味」は現在の様子に使うが、「~がち」は何回か繰り返されてその状態になっていることを表す。(例)レポートの提出が遅れ気味だ。(現在、提出が少し遅れている) (例2)レポートの提出が遅れがちだ。(今だけでなく、最近遅れることが多い)

【参考】~気味

 

~っぽい

  • 意味は「~のような感じがする/すぐに~する」(例1)田中さんは子供っぽい。(田中さんは大人だが、子供のような感じがする) (例2)彼女は怒りっぽい。(すぐに怒る)

【参考】~っぽい

 

以上、たのすけでした。

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