N2(文法分析)

【N2文法解説】~ようとしている|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~ようとしている」の説明です。

 

用法

接続

V意向形+としている

 

意味

  • もうすぐ~する。
たのすけ
たのすけ
変化が起きる直前を表すときに使います。何かが始まる前や終わる前に使います。

 

例文

  • 太陽が沈もうとしています
  • 時計が12時になろうとしています
  • もうすぐオリンピックが終わろうとしています
  • ピアノのコンサートが始まろうとしています
  • 電車のドアが閉まろうとしています
  • もうすぐ新しいビルが完成しようとしています
  • 犬の赤ちゃんが生まれようとしています
  • まもなく飛行機が成田空港に到着しようとしています

 

注意事項

  1. 硬い言い方。
  2. 瞬間動詞(始まる・終わる・倒れる)や無意志動詞につく。
  3. 文学や詩的な表現が多い。

 

類似文型との違い

~ようとする

  • 意味は「直前」と「試み」の2つある。
  • 一つ目の意味は「~しようと思って、そのことを始める直前の状態を表す」(例)家を出ようとしたら、雨が降ってきた。*意志動詞につく。
  • 二つ目の意味は、「~しようと頑張っていることを表す」(例)ダイエットしようとしても、ついつい食べてしまう。

【参考】~ようとする(直前・試み)

たのすけ
たのすけ
文法書によっては、「~ようとする」の中に、「~ようとしている」の意味を含んでいるものもあります。一つ目の「直前の状態を表す」意味は同じで、違いは意志動詞につくのか、無意志動詞につくのかです。

 

 

以上、たのすけでした。

日本語教師向けのまとめ記事一覧

日本語教師のまとめ記事はこちら

日本語教師になりたい方向けのまとめ記事
授業のやり方や教え方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
【完全保存版】日本語授業のやり方や教え方がわかるまとめ記事
働き方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事

日本語教師たのすけです。

恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。

詳しいプロフィールはこちら