最近、オンラインレッスンが流行っていますよね。それは、日本語も例外ではありません。
副業としてオンライン日本語教師に興味がある人も多いのではないでしょうか。
この記事は、「資格なし」でオンライン日本語教師になりたい人向けに記事を書いています。
この記事を読めば、以下の疑問が解決します。
日本語教師の資格がなくてもオンライン日本語教師に興味があるなら、ぜひこの記事を読んでみてください。
目次
オンライン日本語教師は、「日本語教師の資格なし」でもなれる?
オンライン日本語教師は「資格なし」でもなれる!

結論から言うと、オンライン日本語教師は「資格なし」でもなれます。
「資格なし」のオンライン日本語教師の募集はありますが、資格ありの求人よりは少ないです。
「資格なし」のオンライン日本語教師の場合は、語学力が必要な場合も多い

オンライン日本語教師の場合は、資格なしで働ける代わりに、語学力が求められる場合もあります。
語学力とは、文法の説明を学習者の母国語でできるレベルです。
「資格なし」でオンライン日本語教師になるメリット・デメリット
次は、「資格なし」でオンライン日本語教師になるメリット・デメリットを紹介します。
「資格なし」でオンライン日本語になるメリット

「資格なし」でオンライン日本語になるメリットは、主に2つあります。
「資格なし」のオンライン日本語教師なら、「やってみたい」と思ったら、面接や審査に合格すれば始められます。
日本語教師の資格を取るには、3つの方法がありますが、どれもお金や時間がかかります。
- 四大卒+日本語教師養成講座 修了
- 日本語教育能力検定試験 合格
- 大学で日本語教育を主・副専攻で学ぶ
【参考】日本語教師になるには?職業別おすすめの日本語教師になる方法はコレ!
日本語教師養成講座は、50~60万円ほどお金がかかります。
日本語教育能力検定試験は年に1回だけで、合格率は20~30%の難関資格です。
もし日本語教師の資格を取っても、仕事が合わなくてすぐに辞めてしまったらもったいないですよね。
お金と時間を費やす前に、「日本語教師の仕事が自分に合うのか、確認してみたい」と思っている方に、「資格なし」で働けるオンライン日本語教師は、始めやすいです。
「資格なし」でオンライン日本語になるデメリット

「資格なし」でオンライン日本語になるデメリットは、主に2つあります。
「資格なし」でオンライン日本語教師を始めるなら、日本語の会話練習を探している人を対象に日本語を教えることから始めてみましょう。
なぜなら、「日本語教師=日本語を教える仕事」ですから、資格なしで「日本語を教える知識がない」場合は、初めは大変だからです。
日本語の知識は自分でも勉強できますが、後々は多少のお金や時間をかけても、日本語教師の資格を取るのをおすすめします。
日本語教師の資格を取ることで、「資格なし」よりも自信を持って日本語を教えられます。
日本語教師は何歳でも活躍できるので、おじいさん・おばあさんになってからでもチャレンジできます。持っていて損はしない資格ですよ。
「資格なし」でオンライン日本語教師の求人を探す2つの方法
個人で日本語を学びたい学習者を集客する方法もありますが、「資格なし」なら難しいでしょう。
「資格なし」でもオンライン日本語教師になれる方法を2つ紹介します。
1.日本語学習を提供している会社でオンライン日本語教師になる

一つ目は、日本語学習を提供している会社でオンライン日本語教師の求人を見つける方法です。
日本語教師の求人サイトで探せますが、資格なしの日本語教師の求人数は少ないです。
資格なしの場合は、英語や学習者の母語を話せる条件を出している会社が多いです。
よくある求人は、英語が日常会話程度話せる、文法説明ができる程度の英語力が条件です。また、資格なしでも中国語が話せるなら、求人は見つかりやすいです。
オンライン日本語教師の求人については「日本語教師のオンライン求人のまとめ」の記事で紹介しています。
オンライン日本語教師を募集している会社の「格の有無」「語学力の有無」についてまとめているので、よかったらご覧ください。
日本語学習を提供している会社でオンライン日本語教師になるメリット・デメリット
メリット
- 始める前に日本語を教える研修があるので、安心できる。
- 会社が提供している教材があるので、授業準備にかかる時間が少ない。
- 日本語を教えるプラットフォームがあり、教えやすい環境が整っている。(文字を書いたり線を引いたりできるツールがあるので、わかりやすく教えやすい)
- 自分の空いた時間で教えられるので、働きやすい。(曜日や時間が固定の求人もあり)
デメリット
- 自分でレッスン料金を決めることができない。
- 教材が決まっていると、それを使って教えなければならない。
2.日本語教師の募集がある語学学習プラットフォームに登録する

二つ目は、語学学習プラットフォームに登録する方法です。
語学学習プラットフォームとは?
語学学習プラットフォームとは、日本語を学びたい学習者と日本語教師を結びつけるサイトです。
語学学習プラットフォームは、外国語ができなくても登録できますが、日本語以外の外国語ができれば、その母国語の学習者に選んでもらいやすいので有利です。
なぜなら、日本語を始めたばかりの学習者は母国語の補助があったほうが学習しやすし、日本語学習の初級者が多いからです。
語学学習プラットフォームの特徴は?
語学学習プラットフォームの特徴は、授業の料金価格を自分で設定できることです。
学習者から予約が入って日本語レッスンをするので、予約がなければ仕事はありません。
決まれたレッスン曜日や時間があるわけではないので、自由度が高いのはメリットですが、収入の面では不安定です。
「少しだけ収入を増やしたい」「空いた時間でオンライン日本語教師をしたい」なら、働きやすいかもしれません。
語学学習プラットフォームは何があるの?
語学学習プラットフォームは5つあります。
Japa Talkは日本語に特化した語学学習プラットフォームです。
語学学習プラットフォームの比較
簡単に、比較します。
プラットフォーム名 | 会社の場所 | 手数料 | トライアルレッスン |
italki | 香港 | 15% | 有料 |
Preply | ウクライナ | 18~33% | 無料 |
Cafe Talk | 東京 | 15~40% | ー |
Amazing Talker | 台湾 | 18~44% | ー |
Japa Talk | 日本 | ー | ー |
語学学習プラットフォームによって手数料が異なり、レッスンをすればするほど、手数料が低くなります。
Preplyの場合は、トライアルレッスンは無料なので、その後のレッスンの購入がなければ、収入につながりません。
それぞれ特徴があるので、「手数料が高い=よくないプラットフォーム」ではありません。
語学学習プラットフォームで日本語教師になるメリット・デメリット
メリット
- 気軽に日本語教師にチャレンジしやすい。
- 自分の空いた時間で教えられるので、働きやすい。
- 日本語の会話の練習相手を探している学習者も多く、会話レッスンなら、日本語教師の経験がなくても始めやすい。
- 自分で料金設定ができるので、慣れてくれば授業料の値上げもでき、教えるモチベーションになる。
デメリット
- 日本語を教える研修がない。
- 授業内容は自分で決めるため、日本語教師の経験がないと会話レッスン以外の日本語授業は難しい。
- 日本語学習を提供している会社ではないため、授業で使う教材を自分で準備しなければならない。
- 「資格あり」の日本語教師も多く在籍するため、授業料を安く設定するなどしないと、学習者を集めにくい。
- 手数料がかかるので、授業料から手数料を引いた金額が収入。
- 登録するためには紹介ビデオを準備する必要があるため、少し手間がかかる。
語学学習プラットフォームの場合はオンライン日本語教師になるハードルが低いですが、現在は「資格あり」の日本語教師も多く在籍しています。
その中でどうやって学習者を獲得していくのかは、プロフィール文やプロフィール動画を工夫したり、授業料を少し安く設定するなど、工夫が必要です。
「資格なし」でオンライン日本語教師をするなら、語学学習プラットフォームに登録してみよう!

「資格なし」でオンライン日本語教師になろうと思っている人は、
「まずは日本語教師に挑戦してみたい」
「収入を増やすために副業として働きたい」
と思っている方が多いのではないでしょうか。
「資格なし」で、しかも「初めて」日本語教師をするなら、語学学習プラットフォームに登録して挑戦してみることをおすすめします。
理由は2つあります。
オンライン日本語教師を続けるなら、日本語教師の資格を取ろう!
実際にオンライン日本語教師をやってみて、「もっと日本語教師としてレベルアップしたい」と思ったら、日本語教師の資格を取ってみてください。
実際に日本語を学ぶ学習者に接すると、「もっと日本語が上手になるサポートをしたい」「日本語を教えることを学びたい」と思うかもしれません。
日本語教師の資格を取った方がいい理由は、主に3つあります。
日本語教師の資格があれば、副業としての収入は増えますし、あなた自身のスキルアップにもなります。
後々はフリーランスとして活躍できる幅も広がるかもしれませんよ。
日本語教師の資格の取り方は「日本語教師になるには?職業別おすすめの日本語教師になる方法はコレ!」の記事をどうぞ。
【まとめ】「資格なし」でもオンライン日本語教師はOK!まずは挑戦してみて、プロ日本語教師を目指そう!

「資格なし」でもオンライン日本語教師になれます。実際に「資格なし」でオンライン日本語教師として働いている人も多いです。
本記事の内容をまとめます。
☞「資格なし」でオンライン日本語教師になるメリット
- 気軽にオンライン日本語教師に挑戦できる
- 日本語教師の資格を取るお金や時間がかからない
☞「資格なし」でオンライン日本語教師になるデメリット
- どうやって日本語を教えたらいいのかわからない
- 日本語の知識がない
★「資格なし」でオンライン日本語になりたいなら、語学学習プラットフォームに登録してみる。
★もっと学びたくなったら、日本語教師の資格を取る。
オンラインレッスンで必要なアイテムは「日本語のオンラインレッスンに必要なアイテムはたったの2つだけ!」の記事に書いてあります。
以上、たのすけでした。
日本語教師のまとめ記事はこちら
≫日本語教師になりたい方向けのまとめ記事
≫授業のやり方や教え方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
≫【完全保存版】日本語授業のやり方や教え方がわかるまとめ記事
≫働き方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。