「7SEEDS」を読破しました!!
全35巻+外伝1巻の長編でしたが、面白くて一気読みしてしまいました・・・!
「7SEEDS」の漫画は知っていますでしょうか・・・?
ちなみに、こちらです↓
たのすけは昔から漫画が大好きでジャンルを問わずよく読んでいるのですが、大人になるとだんだんハマる漫画が少なくなってきて、ちょっと寂しいな・・・と思っていたんです。
面白いけど途中で飽きてしまったり、面白くても我慢できないくらい続きが見たい!とならなかったり。
それがですね、「7SEEDS」は長編にも関わらず一気読みしてしまいました!
実は昔から「7SEEDS」の漫画は知っていて、こんなに続いているから面白いんだろうなぁとは思っていたんですが、絵があまりたのすけの好みではなくて・・・(田村先生、すみません・・・!)
ですが、田村先生の「ミステリと言う勿れ」が新感覚の漫画で面白くて、きっと「7SEEDS」も面白いに違いないと思って読んでみることにしたのです。
そう思った自分を褒めてあげたいです。笑
「ミステリと言う勿れ」は菅田将暉さん主演でドラマをやっていたので、ご存知の方もいるかもしれません。
こちらです↓
「7SEEDS」の面白さを伝えたいので、たのすけの熱が冷める前に、面白さを語っちゃおうと思います!!
「7SEEDS」が好きな方や、ちょっと気になったいた!なら、しばしお付き合いくださいませ^^
目次
「7SEEDS」の感想
スケールが壮大・・・設定が面白い
SF映画を観ているような・・・そんなスケールでした。
ジャンルは何になるのでしょうか・・・?SF?近未来?サバイバル?
あらすじを紹介しますと、近い将来、地球に隕石が落ちて世界は滅ぶと予測されます。それによって、人類が滅亡してしまう・・・それを防ぐために発足されたのが「7SEED’」と呼ばれるプロジェクトでした。
その内容は、隕石が落ちる前に若くて健康な人間を選んで冷凍保存し、隕石が落ちた後、地球の環境が人が住める状態になったら、冷凍保存した人間を自然解凍し、放出するというものでした。
それによって、人間を生き残らせようとしたのです。
目覚めたら、そこは知らない場所だった・・・。
そこで、どう生きるのか、生きる意味を見つけるのか、そんな感じで物語が展開していきます。
詳しくはこちら≫Wikipedia
ここまで聞くと、SFの映画にありそうじゃないですか・・・!?
たのすけとしては、興味津々です・・・!ありえない思いますが、でも隕石が落ちて地球が滅んでしまうとかは、昔から言われていることですよね。
昔観た映画の「アルマゲドン」とか「インディペンデンスデイ」は、隕石が落ちる内容の映画だったような・・・
それから海外ドラマ「LOST」を思い出させるような・・・
なので、ちょっと現実離れしているんですけど、将来起こらなくもないな、という感じで読み進められました。
もう設定が興味惹かれます・・・!
場面の切り替えが映画みたい
「7SEEDS」の展開の仕方は面白くて、冷凍保存された人たちは、最初はチームが5つに分けられています。春・夏・秋・冬と、夏はAとBの二つあります。
最初は夏Bチームにスポットを当てて話が展開するんですが、途中で春チーム、秋チーム、冬チームという風に場面が切り替わります。
彼らが解凍された場所は日本各地です。解凍された時代も、実は数カ月から十数年の差があります。
場所も解凍された時代も違う彼らはどう出会うのか・・・!
続きが気になるところで、その場面と時代が切り替わります。
そして、違う場所違う時代に解凍されたのに、彼らが出会うんです・・・映画を観ているような感覚になります・・・!
キャラクター一人一人に個性がある
「7SEEDS」にはキャラクターがたくさん出てくるんです。途中で亡くなってしまう人もいるのですが、最終的には30人ほどの人が出てきます。
もちろん、スポットライトを浴びる人あまり浴びない人といますが、一人一人のキャラクター設定がしっかり作られているんです。
30人もいると、言っちゃ失礼ですが、どうでもいい設定の人も出てきそうですよね?
でもでも、そんなことないんです・・・!
あまりスポットライトを浴びない人でも、今までどんな人生を送ってきたのかがわかったり、ちょっとの会話でもどんな性格なのかしっかりわかるのです。
だからどのキャラクターも生きているんです。
こんなに大勢のキャラクターが出てきて、キャラクター一人一人に個性がある漫画はあんまりないんじゃないかと思います^^
人間として成長していく姿に感動する
「7SEEDS」の最大の魅力は、人の成長物語だと思うのです。
この世界に来るまでの嫌いだった自分の殻を破って、新しい自分になれるように努力する姿・・・その姿を見て応援せずにはいられません!!
それと同時に、こんな逆境の中にいても人として成長できるんだ・・・いやいや、逆境だからこそ成長できるのかな、と思わせてくれます。
特にナツという女の子と安居という男の子がいるのですが、その成長に最後は親みたいに嬉しくなります。
やっぱりどこかで「今の自分から変わりたい・・・」そう思うことで、どうしたらいいのかが見えてきて、少しでも理想に近づけるように努力するようになります。
そんな彼らの姿がとても人らしくて、いいなぁと思いました。
どのキャラクターも魅力的なんで甲乙つけがたいんですが、たのすけが特に好きになったキャラクターは新巻さんというキャラクターです。
こちらの一番右端が新巻さんです^^
新巻さんは甲子園のエースでした。冬チームだったんですが、不幸にも冬チームは新巻さん一人になってしまいます。
それでも、15年一人で彷徨って、やっと他のチームと出会うことができました。
新巻さんの何に惹かれたのかというと、強そうに見えて余裕がある大人のように見えて、実はそうじゃない。それでもそれを克服しようとする姿があって、人に対する優しさも持っています。
15年も一人で彷徨っていたら、いつの間にかこの世界に送り込んだ人や他の人を憎んじゃいそうですが、そんな感情はないのです。
どこまでも心や優しくて、でもどこか弱くて、守ってあげたくなるタイプなんです。笑
勇気づけられる
キャラクター一人一人個性があると言ったのですが、それぞれ特技や能力があります。
でも、みんなどこかにコンプレックスや闇を持っているんです。
例えば以前の世界では画家や音楽家の人たちは、音楽の才能があります。でも、この世界に来て、自分は価値があるのか・・・と考えてしまいます。
なぜなら、絵を描く才能や音楽を奏でる才能は、「7SEEDS」の世界では生きるのに絶対必要とはいえないからです。
でも、壁画を描いたことで他のチームのメンバーに存在を知らせたり元気づけたり、地図を描いたり、音楽を奏でることで道に迷ったときの道しるべになったり、人の心を癒したり。
元の世界では家に引きこもって他人と上手くコミュニケーションが取れないとコンプレックスだらけだった人は、実は小さいことによく気が付いて周り全体を見渡せることができることに気が付いたり・・・
「誰でも意味がある。意味がない人なんていない」そう思わせてくれます。
自分では価値がないと思っていたことやコンプレックスに感じていることが、その人の個性で周りよりも秀でていることだったりするのです。
そして、困難な中でも必死に生きようとする姿、困難を乗り越えた先に今の環境で生きて行こうとする姿に勇気づけられました。
今の環境に不満を思うのではなく、そこで何をできるか、どう未来に向かって行けばいいのかを考えることが大事なんだと感じました。
「7SEEDS」の総括
「7SEEDS」を読んで、たのすけが感じたことです。
あの人がうらやましいなぁ~、あんな風に生きられたらいいなぁ、自分もあんな才能があったらいいなぁ・・・人ってきっと、自分にないものに憧れるんですよね。
欲を言ったら本当に切りがありません。
自分には才能もない、何もない・・・でも他の人から見たら、何もない自分だと思っていても、実は光るものがあって憧れられていたり・・・
人それぞれ違うように、それぞれに個性があって、いいところがあるんです。
ないものねだりをするんじゃなくて、今の自分を認めてあげて、それも自分、でももっとこうしたいからそのために努力してみよう、そう思うことが大切なのかなと思います。
今ある環境に不満を思うのではなく
過去や後ろを向くのではなく
前を見て未来を見て
今自分にできることを一生懸命にやって
厳しい環境にいても人としての優しさを忘れず・・・
自分らしくいられるように
未来に希望を持てるように、
できることやれることをやっていきたいなぁと思いました。
【まとめ】「7SEEDS」はぜひ読んでほしい漫画です
「7SEEDS」は出会えてよかった・・・!と思える漫画でした。
ドキドキハラハラさせてくれて、勇気づけてくれてありがとう・・・!
そして、面白い世界に連れて行ってくれてありがとう・・・!そう思っています。
ちょっと長いかな・・・そんなことありません!!
一度読み始めたら、止まりません!笑
気になるなら、ぜひ読んでみてくださいね^^
ちなみに、たのすけはTSUTAYAで借りました~。
こちらで全巻購入の大人買いもできますよ≫「7SEEDS」全巻セット購入
以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。