今回は、私が大好きな映画「プリティ・プリンセス」を紹介します。
「プリティ・プリンセス」は2001年に公開された映画で、アン・ハサウェイさんの映画デビュー作です。

アン・ハサウェイさんは大好きな女優さんで、「プリティ・プリンセス」での役は本当にハマり役です。
もう、本当に可愛すぎます^^
もう20年以上前の映画なのですが、中学生か高校生の頃に大好きで、何回も何回も繰り返し観ていました。
私が「プリティ・プリンセス」が好きな理由は、この映画を見ると元気がもらえるからです。
内気な自分でも変われるんだ。
本当の自分を見てくれている人はいるんだ。
他人と比べなくてもいいんだ。
怖がらずに挑戦してもいいんんだ。
そう思わせてくれる映画で、
映画を観た後は「頑張ろう!」「私も変われる!」と、いつも前向きな明るい気持ちになれました。
大人になった今観ると内容は少し子供向けだとは思いますが、
20年以上経った今でも、やっぱり素敵な映画だと思ってて、心があったかくなって、前向きな気持ちになれます。
この記事では、「プリティ・プリンセス」の見どころや名言だと思う言葉をピックアップしています。
「内気な自分も変わりたい!」と思っているなら、必見の映画ですよ~。
目次
「プリティ・プリンセス」のあらすじ

簡単に映画のあらすじを紹介しますね。
とっても内気で人前で話すことが大の苦手な女子高生のミア(アン・ハサウェイ)が、
実はヨーロッパにあるジュノビアという国のプリンセスで、プリンセスになるまでの葛藤と軌跡を描いた作品です。
もっと詳しいあらすじを知りたいなら、Wikipediaをどうぞ。
「プリティ・プリンセス」の感想|3つの見どころ
「プリティ・プリンセス」の見どころを3つ紹介しますね。
内気な冴えない女の子が、素敵な女性に変身

まず、なんといっても「プリティ・プリンセス」の見どころは、
アン・ハサウェイ演じるミアが、冴えない女の子から、見た目からして素敵な女性に変身するところです。
主人公のミアは、髪の毛はくせっ毛のボサボサヘア、眉毛はお手入れせずにゲジゲジ眉毛、
学校で目立つ存在ではなく、周りの人からからかわれるような存在でした。
ミアは、ある日ヨーロッパのジェノヴィア王国の王女だと告げられ、プリンセス教育を受けることになります。
ボサボサだった髪はストレートヘアに、ゲジゲジ眉毛はきれいに美しく整えられ、
立ち振る舞いも変わっていき、素敵な女性に変身していきます。
冴えなかったミアが素敵な女の子に変身していく姿にわくわくドキドキして、
見た目が素敵に変わっても、内面はまだ自信がないままで、自分を好きになれずにいるミアに共感して、ついつい応援したくなっちゃいます。
ミアが冴えない女の子から、素敵な女性に変身した瞬間は本当に素敵です。
主人公のミアが人として成長していく

ミアは内気で人と話すことが大の苦手で、「透明人間になりたい」と言っていました。
透明人間の意味は、できるだけ目立たずに学校生活を送り、高校を卒業したいということです。
「透明人間になりたい…」
私もそんなミアの気持ちがわかります!!
私自身も、学生の頃は目立つのが苦手で自分に自信もないので、注目されずに過ごしたいと思っていました。
でも、本当はもっと自分に自信を持ちたいと思っていたし、でも、そうなれない自分に自己嫌悪になったりして…。
ミア、わかるよ!と思いながら観ていました。
ある日、ミアがジュノビア王国のプリンセスだと周囲にばれてしまい、周囲のミアに対する態度も変わります。
今まで目立たずに周りからからかわれていた存在のミアは、周囲の態度の変化に驚きながらも、最初はうれしく感じます。
しかし、それはミアがプリンセスという上辺だけを見ていて、本当のミアの良さを知って、ミアに近づいたわけではありませんでした。
ミアがプリンセスだからと近づいてきた人たちの事実を知ってミアはショックを受けますが、
そのことで、ミアは本当に自分のことを大切に思ってくれている家族や親友、男性の存在に気がつきます。
そんな経験を経て、ミアは物語の中で人として成長をし、
最初はクラスメイトの前ですら話すことができなかったのに、最後は大勢の人の前でスピーチができるようになります。
スピーチでは、王位継承権を拒否しようとしていたのは自分のことしか考えていなかったと気がつき、ジュノビア王国の王位を継ぐプリンセスになる決意をし、それを伝えます。
ミアは雨に濡れて髪はビショビショで、服装もジーンズにパーカーなんですが、大勢の前で自分のことをスピーチする姿は凛としていて、とってもかっこいいんです!
人は変われるんだと勇気をもらえる

「プリティ・プリンセス」は、内気で冴えない女の子が実はプリンセスで、見た目も中身も素敵な女性に変わっていくシンデレラストーリーです。
内容としてはよくありそうな話ではあるけど、「プリティ・プリンセス」を観ると、勇気をもらえます。
内気な自分でも変われるんだ。
何かきっかけがあれば変われるんだ。
自分が変わりたいと思えば、変われるんだ。
「プリティ・プリンセス」は、自分も変われるかも…と思わせてくれる映画です。
「プリティ・プリンセス」の名言
私が思うプリティ・プリンセスの名言を2つ紹介します。
「自分の価値は他人ではなく自分で決めるもの」

素敵な女の子に変身したミアに、親友が「あなたは外見ではなく中身の人だと思っていた」という言葉を言います。
自分でもプリンセスだと知って驚き戸惑っている中、ミアは親友からもそんなことを言われて、悲しみの涙を流してしまいます。
そのときに、ミアの涙を見た運転手がミアに言った言葉です。
自分の価値は他人ではなく自分で決めるもの。
引用:映画「プリティ・プリンセス」
ついつい、他人と自分を比べてしまうことはありませんか?
人と比べたってしょうがないのに、私はよく他人と自分を比べては落ち込んだりしていました。
いいなぁ。
うらやましいなぁ。
自分もあんな風になりたいなぁ。
基準が自分ではなく、他と比べてしまうからそう思ってしまうんですよね。
自分がどう思うかではなく、他人にどう思われるか、そればっかりを気にしていると、
なかなか自分のやりたいことはできないし、のびのびを生きることはできません。
以前の私がそうでした。
いつも自分基準ではなく、周りを基準に考えたり周りの目を気にしたりして、のびのび過ごせていなかったように思います。
自分は自分で他の人にはなれないし、自分が幸せと感じるかどうかの基準も人それぞれですよね。
自分の幸せは、自分じゃないとわからない。
自分の価値も誰かにわかるものじゃない。
周りに左右されずに、自分に素直に生きられたらいいですよね。
それが難しいから楽ではないんですが、他人の評価を気にするのではなく、自分の価値は自分で決めたいですね!
「勇気とは恐れぬことではない。恐れを克服しようと決心することなのだ」

亡くなったミアの父(ジュノビア王国の皇太子)が16歳のミアの誕生日に送った手紙に書かれていた言葉です。
プリンセスになる自信がないミアは、王位継承権を放棄しようと思っていました。
しかし、そんなときに亡き父の手紙を読んで、ジュノビア王国のプリンセスになる決意をします。
勇気とは恐れぬことではない。恐れを克服しようと決心することなのだ。臆病者として生きる人生に価値はない。人生という旅の中で自分の可能性を追求しなさい。鍵は現実を受け入れることだ。
引用:映画「プリティ・プリンセス」
新しく何かをしようとするとき、周りと違うことをしようとするとき、
勇気が出なくて、なかなか一歩が踏み出せないことはありませんか?
きっと誰でもそうだと思います。
新しいことを始めようとするのは勇気がいるし、周りと違うことをしようとすることもまた、勇気がいりますよね。
特に、うまくいくかわからないようなこと、例えば、仕事をやめるとか、転職するとか。
勇気がなくて何もできないと落ち込んでしまうこともあると思いますが、そうじゃないんです。
新しいことを始めること、周りと違うことをしようと決意して挑戦すること
それは怖いことだけど、その恐怖を克服しようとすることが自体が勇気なのです。
怖いと思ってもいいんです。
怖い、挑戦する勇気がないと思っても行動しようとすれば、それは勇気です。
「人生という旅の中で自分自身の可能性を追求しなさい」
この言葉も本当にいいですよね。
きっと人にはいろんな可能性があるけど、
自分にはできないんじゃないか、自分には無理なんじゃないか、と思ってしまったり、
行動しようと思っても周りの目が気になって行動できなかったり、
いろんな要因が絡んで、可能性をなくしてしまっている場合があると思います。
今の自分を受け入れて、怖くてもそれを克服しようとやってみる。
そして、自分の可能性を探してみたら、きっと今の自分より好きになれる自分に出会えるのかなと思います。
私は人前で話すのが苦手だったし、自分には日本語教師は向いていなく無理だ…と思ったこともありましたが、
日本語教師になったことで、前の自分より今の自分が好きだと思えるようになりました。
きっと、人にはいろんな可能性があって、まだまだ自分の可能性に気づいていない人は多いと思います。
【まとめ】「プリティ・プリンセス」は勇気をもらえる映画です

「プリティ・プリンセス」の映画を紹介しました。
女性が憧れるシンデレラストーリーですが、「人は変われるんだ」と勇気をもらえて、前向きな気持ちになれます。
大人になって改めて観ると、どうして「プリティ・プリンセス」の映画があんなに好きだったのか、冷静に自己分析できたような感じがします。
今の自分が好きなわけじゃなくて、
変わりたいと思うけど、変わる勇気がなくて、
内気で冴えなかった女の子が、外見も中身も素敵な女性に変身していく姿に憧れて、
自分のことが嫌いだったミアが今の自分を受け入れ、人として成長していく姿に、自分自身も重ねていたのかもしれません。
主人公のミアと自分を重ねて、自分もあんな風に変わりたい!と思って、
素敵な女性に変身していく姿に勇気づけられていたんですね。
ぜひぜひ「内気だけど変わりたい」と思っている方に、観てほしい映画です。
私もそのうちまた観返したいと思います^^
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。