「海外で日本語教師をすることになったけど、住民票は抜いたほうがいいの?」
「海外で働いている間、国民年金や健康保険は払うべき?」
こんな疑問を持っていませんか?
この記事では、海外で日本語教師として働くときに、税金や保険についてどうしたらいいのか必要な手続きを紹介しています。
この記事を読めば、以下の疑問が解決します。
海外で働く予定、これから働きたいと思っているなら、ぜひこの記事を読んでみてください。
目次
海外で日本語教師として働く前に必要な準備
海外で働く前に、必要な準備があります。
詳しく解説していきます。
【住民票】住民票を抜くかは、メリット・デメリットを考えて決めよう!
1年以上海外に行くのであれば、住民票を抜いていったほうがいいです。
なぜなら、住民票が残ったままだと無駄に住民税を支払わなければならないからです。
海外で日本語教師として働く場合、お給料は日本で働くのと比べて安いことが多いので、住民税のお金は負担になります。
住民税を抜くメリット・デメリットを知ってから、判断してください。
住民票や印鑑証明は、海外に行く前に取得しておくなど、必要な方は準備しておきましょう。
長期で海外で働く予定なら、住民票は抜いていったほうがいいと思います。
【住民税】支払いの義務は、1月1日時点で日本に居住しているかで決まる!
住民税は、1月1日時点で日本に住んでいたら、その年の住民税は支払う義務があります。
住民税は、前年働いた分に対して払います。
例えば、12月31日にまでに出国すればその年に働いた分の住民税の支払い義務はなくなります。
1月2日以降に出国する場合は住民票を抜けば、前年の住民税の支払い義務はなくなります。
詳しくは、朝日税理士法人さんのウェブサイトに書かれているので、ご覧ください。≫海外赴任の際の住民税の負担は?
【国民年金】住民票を抜けば、国民年金の支払いは任意!
住民票を抜いた場合に、国民年金の支払いは任意になります。
厚生年金も国民年金も20~65歳までに25年以上納めれば、65歳になったときに年金を受け取ることができます。
住民票を抜いて国民年金の支払いが任意になっても、国民年金を支払っていなかった分は、将来もらえる金額が少なくなります。
老後は日本で過ごそうと思っているなら、海外で働いている間も支払うことをおすすめします。
【国民健康保険】住民票を抜くと、国民健康保険は使えない!
住民票を抜くと国民健康保険は使えなくなります。
日本に住んでいないので、国民健康保険は支払はなくもていいです。
ただし、休暇があって日本に帰ってきたときに病院へ行っても、保険が適用されません。
治療費は全額自己負担になります。
【海外保険】海外保険は加入したほうがいい!
住民票を抜くと国民保険が利用できなくなります。
雇用する会社が国民保険の代わりとなる保険を現地で負担してくれると思いますが、これは会社によるので確認したほうがいいでしょう。
海外では労働環境が整備されていない場合もあるので、会社の制度的に保険加入がない場合もあります。
その時は、自分で保険に加入しなければなりません。
長期で海外で働くとなれば、保険料は高くなりますが、必ず保険には入りましょう。
海外は日本より衛生状態がよくないので、病気になる人も多いです。
実際、私も海外で病気になって病院へ行く人をたくさん見てきました。
クレジットカードの保険内容も使える場合があるので、一度クレジットカード会社に問い合わせをしてもいいかもしれません。
歯は海外保険の対象外なので、必ず海外に行く前に治療して行きましょう。
【まとめ】海外で働く前に、必要な手続きをしよう!
海外に働きに行く前にするべき手続きなどが少しはおわかりいただけたでしょうか?
マイナビさんのウェブサイトにも情報がわかりやすく書かれていたので、参考にしてみてください。≫【海外転勤の手続き情報】意外と知らない海外転職時の住民票・年金・健康保険
海外に日本語教師として働きに行く場合は、その前に手続しておくことや準備しておくことがたくさんあります。
住民票を抜く・抜かない、国民年金に加入する・加入しないなど、メリット・デメリットを考えて決めてくださいね。
海外で日本語教師として働く前に、「海外で日本語教師をしたい方へ|海外で日本語を教えるってどんな感じ? 」の記事もおすすめです。
以上、たのすけでした。
日本語教師のまとめ記事はこちら
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。