「自分を変えたい!」
「今の現状から変わりたい!」
そう思っても、変わるために行動することって難しいですよね。
ほんの一歩を踏み出す勇気があったら…と思ったことはありませか?
私は何かをするときに周りの目が気になってしまって、周りの人と違うことをするのが苦手でした。
何かをしようと思ってもうじうじ悩んでしまい、あと一歩行動する勇気が持てませんでした。本当にうじうじ野郎?うじうじっ子?だったと思います。
そんな私ですが、大学生のとき、自分の世界がモノクロであることに気づいてしまったのです。
そこから勇気を出して一歩を踏み出したおかげで、「今の自分へと変わる」きっかけとなりました。
もちろん、まだうじうじしてしまうことはありますが、もう昔みたいなうじうじっ子だけの私ではなくなったと思っています!
私がこの経験から、3つのことを学びました。
「自分を変えたい!」「今の現状から変わりたい!」と思っているなら、ぜひ私の体験談を読んでみてください。
ちょっとの勇気を出して一歩を踏み出したら、世界が変わった私の体験談を書いています。
誰かの背中を押すきっかけになってくれたら、嬉しいです^^
目次
楽しくないと感じた大学生活
大学生活は希望に満ち溢れていたはずなのに…

まずは、私の大学時代のお話をします。
大学に入学する前は、大学生活に憧れて希望に満ち溢れていました。
大学で学びたいことがあったわけじゃないけど、周りの友達がみんな行くからと、自然な流れで大学に進学しました。今思うと、周りと違うことをするのが怖くて、すでに周りに流されていました。
それでも、大学に合格したことは嬉しかったし、「これからどんな毎日が待っているんだろう」「素敵な出会いがあったらどうしよう~!」と思っていました。
あるとき、自分の世界がモノクロであることに気づいてしまう

毎日同じ生活を繰り返しているうちに、だんだん気づいてしまったんです!自分の世界がモノクロであることを。
「あれ?毎日同じ繰り返し・・・」
「私は大学に通って何を学んでいるんだろう・・・」
「そもそも何で大学に通っているんだどう・・・」
大学に行けば友達だっているし、アルバイトもして、それなりに楽しい毎日を送っていたつもりでした。でも、
「何か物足りない…、なんだろう…?」
その違和感は、私にもわかりませんでした。
次第に、出席を取らなくていいようなサボれる授業はサボるようになって、大学に行く意味すらわからなくなってしまいました。
必要な授業とアルバイト以外は家にこもって、韓国ドラマのDVDばかり観ていました。
あれです。「冬のソナタ」という韓国ドラマでヨン様ブームありましたよね?ヨン様ブームにのっかって大学をサボっていました。
そのときの私には、世界がモノクロに見えていました。
今の自分の状況を変えたい!
「今の状況を変えたい!」と思って、「何か」を探すことを始めた

今思うと、そのままダメダメ人間にならなかった自分を褒めてあげたいです!
私の中の何かが「今のままじゃダメ!」と思ったんです。
私はインターネットで「何か」を探し始めました。
「何か」を探しているときに、見つけたのが「留学」でした。
留学体験記を見ると、キラキラして見えて、そこには私が探している「何か」がありました。
「留学してみたい!そこに何かある!」と私は直感しました。
「何か」を見つけた!それはフィリピン留学!

探していた「何か」が見つかりましたが、そこでまた問題が起こります。
留学にはお金もかかるし、ある程度の期間行くとなると、大学を休学しなければなりません。その当時の私には、まだ大学を休学して留学に行く勇気はありませんでした。
でも、ここで諦めたら、今の現状を変えることはできません。
当時、フィリピン留学が流行っていて、欧米よりも安いフィリピンに留学に行く人が増えていました。
フィリピンなら欧米よりも安く留学できる。短い期間でも充実した生活が送れそう。
私は「これだ!」と思いました。
探していた「何か」は見つかったけど、親に言い出せない・・・

「よし!フィリピン留学に行こう!」
と決意はしたものの、親に「フィリピン留学」に行きたいことをなかなか言い出せませんでした。
理由は、自分の気持ちを伝えるのが苦手で、母にすら自分の気持ちを言うのが苦手だったんです。
母の前でもうじうじっ子を発揮していました。
なんで自分の気持ちを伝えるのが苦手だったかというと、それは数年前の高校生時代にさかのぼります。
少し生い立ちを話しますと、
私の父は、私が高校に入学する数カ月前に亡くなりました。そのあと、大学進学のために、兄が家を出ました。
大黒柱の父が亡くなってしまったので、母はパートの仕事から正社員の仕事に転職しました。
介護の仕事だったので夜勤の仕事もあり、夜勤の場合は、朝家を出て帰ってくるのは次の日の夜でした。
当時高校生だった私は、家に誰もいないことを寂しく感じていました。
もちろん、いつも夜勤の仕事で母が家にいないわけじゃないけど、
仕事で土日に母が家にいることはほとんどなくなり、家の中に一人でいることが増え、
寂しいなって思っていました。
ある日、母にそのことを打ち明けました。
「どうしてうちはいつも家に誰もいないの!?誰もいなくて、いつも寂しい!!」と。
そのときは、私一人が寂しい思いをしていると思っていました。
でも、違った。
そのとき初めて、母も寂しくて辛い思いをしていることを知りました。
今になって思うと、自分の夫が亡くなって辛くないわけなんてないですよね。私も結婚した今なら、そういう状況になったら、どんなに辛いか想像できます。
私は自分だけが寂しくて辛い思いをしていると思っていた。
父の代わりに母が正社員の仕事について、今までしていなかった新しい仕事を始めて、私たちのために一生懸命にしてくれていたのに。
大人になった今だからこそ、余計に「どうしてあのとき、母の気持ちを考えてあげられなかったんだろう。別の言い方だってあったのに」と思っています。
高校生のときの私は、相手への配慮が足りていなくて、自分のことしか見えていなかったんだと思います。
私が自分だけの気持ちを言ったせいで、母に悲しい思いをさせてしまったと、高校生ながらも感じました。
母が悲しそうに言っていた
「お母さんも辛いんだよ…」
という言葉は今でも忘れられないし、一生忘れることないと思います。
その時から、私は自分の本当の気持ちを言うのが怖くなって、言いたいことがあっても自分の中にぐっとしまい込むようになってしまいました。
きっと私の本当の気持ちを言ったら、
「相手を傷つけちゃうんじゃないかな」
「嫌な気持ちにさせてしまうんじゃないかな」
そう思うと、自分の気持ちや本音を言うのが怖くて、苦手になってしまったのです。
そんな経緯があって、母にフィリピン留学に行きたいことを言いたいけど言えなくて、うじうじしていたんです。
母に、いつ言おう、どうやって話を切りだそう、どう説明したらいいかな、どう思うかな、
と考えたら、やっぱりなかなか言えなくて、
あ~、今日も言えなかった…ということが、何日も続きました。
でも、結局伝えたんですよね。私が今どう感じていて、なぜフィリピン留学に行きたいのかを。
いつまでもうじうじしていても、今の状況を何も変えられないことはわかっていたからです。
親は全く反対せずに、フィリピン留学を応援してくれた

ある日突然、私が「フィリピン留学に行きたい!」なんて言うものだから、母は当然驚いたと思います。
まして、当時フィリピンは少し危ないイメージもありました。
でも、私がフィリピン留学に行きたいことやそう思った経緯を話したとき、
母は真剣に「うん、うん」と話を真剣に聞いてくれて、
私の意志を感じてフィリピン留学に行く応援をしてくれました。
心配はしたものの、反対は一切しませんでした。本当にありがたいです。
今思っても、母が私のやりたいことに反対したことは一度もありませんでした。
いつもいつも応援してくれています。母には本当に感謝しかありません。
高校生の出来事があってから、私はいつの間にか自分にセーブをかけていました。
自分の気持ちを伝えるのが苦手だと思っているのは、結局は自分がそう思ってしまっているだけで、言わないと相手には「本当の気持ち」や「考えていること」なんてわかりません。
伝えて初めて、自分の考えや言いたいことを知ってもらえるのです。
「勇気を持って伝える!」って大事だなと思いました。
自分の気持ちを伝えるのが苦手で怖かったけど、一歩踏み出せた経験でした。
周りの目が気になるのは自分だけだった

私の地元の友人や大学の友人で、留学に行く人や行った人は一人もいませんでした。
だから、「フィリピン留学に行くって言ったら驚かれるかな?」「友達はどう思うかな…」と少し心配していました。
でも、そんな心配は無用でした。
もちろん、私が突然フィリピン留学に行くと言い出したので驚きはしましたが、友人たちも応援してくれました。
「壮行会」まで開いてくれて、本当に嬉しかったです。
周りの目を気にしているのは自分だけで、そんなに気にする必要はありませんでした。
今でも周りの目が気になることはあります。周りにどう思われているのかな…と不安になることもあります。
でも、周りと違うことをしたって、それはその人の個性なんですよね。
親や友人たちが応援してくれて、そう感じることができました。
周りと違っても大丈夫!周りと違うことを気にしているのは、実は自分だけだと気付かせてくれました。
モノクロの世界がカラーに変わった

「自分を変えたい!」「今の現状から変わりたい!」と思って行動した結果、私のモノクロの世界に色が戻ってきました。
私の世界がモノクロになってしまったのは、
やりたいこともなくただ同じ毎日を繰り返している生活に物足りなさを感じ、
周りと同じでいなきゃと思って、何かをする勇気が持てなかったからだと思います。
「フィリピン留学に行くぞ!」と決めたら、毎日家にこもって韓国ドラマのDVD鑑賞をするだけの生活をしていられなくなりました。
ヨン様、ごめんなさい。あなたにばかり夢中でいられなくなってしまいました。
「どこの語学学校にしようかな?」
「服は何を準備すればいいんだろう?」
「英語の勉強しなくちゃ!」
「どんな生活が待っているんだろう」
私の頭の中は、フィリピン留学のことでいっぱいになりました。
「人生が楽しいってこういうことなんだ!」と思えました。
今まで自分のすることに自信がなくて、周りの目を気にして、なかなか行動できないことも多かったけど、「変わりたい!」「変えたい!」と思って行動したら、人生がいい方向に向かい始めました。
フィリピン留学で私の価値観が変わった話は「フィリピン留学が気づかせてくれた7つのこと|価値観が変わった体験談」の記事に書いています。
【まとめ】「自分を変えたい」と思って一歩を踏み出したら、世界が変わった!

大学生のときに経験したフィリピン留学は、私を大きく変えてくれました。
そのきっかけとなったのは、モノクロの世界を変えたくて行動したことです。
何か物足りなくて、
自分を変えたいと思っていて、
今の現状から変わりたくて、
でも行動したいと思っても周りの目を気にして、
一歩を踏み出す勇気がなかなか持てなくて・・・
そんな私でも変わることができました。一歩を踏み出しても大丈夫でした。
変われた私が同じように悩んでいる人に伝えたいのは、
1.行動すれば、変わるきっかけができる!
2.一歩を踏み出すだけで、新しい世界が開ける!
3.周りの目は気にしなくて大丈夫!
ということです。
「あのとき、勇気を出して一歩を踏み出してよかった」と本当に思っています。
フィリピン留学をしたことによって、海外に興味を持って、将来「海外と関われる仕事がしたい」と思うようになりました。
最初に日本語教師の仕事に興味を持ったきっかけです。
【参考】フィリピン留学が気づかせてくれた7つのこと|価値観が変わった体験談
今こうして日本語教師の仕事をして働けているのも、あの勇気を出して行動したおかげだと、しみじみ思っています。
日本語教師のまとめ記事はこちら
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。