「日本語教育能力検定試験を受けたいけど、独学で受かる自信がない・・・」
「アルクの教材がおすすめって聞いたけど、本当?」
こんな悩みや疑問を持っていませんか?
この記事は、アルクの「日本語教育能力試験合格パック」の中身について、現役の日本語教師目線から口コミを書いています。
通信講座は中身を手に取って見ることができないので、申し込むまではちょっと不安ですよね。
私は友人にアルクの「日本語教育能力試験合格パック」を勧めた手前、しっかり中身についても確認しました!
「アルクの”日本語教育能力検定試験に合格パック”の中身を知りたい」「アルクの”NAFL日本語教師養成プログラム”の中身について知りたい」なら、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
(「日本語教育能力検定試験に合格パック」は「NAFL日本語教師養成プログラム」に副教材がついたものです)
(2021.6.1追記)
2021年度版の「日本語教育能力検定試験に合格パック」は、2021年4月28日で販売終了となりました。
「NAFL日本語教師養成プログラム」は、販売中です。
目次
アルク「日本語教育能力検定試験合格パック」の教材一式
教材は大きい段ボールで届きます。かなり重いです。
▼こちらが届きます。
▼ふたを開けてみます。
▼上の問題集をとると、NAFL日本語教師養成プログラムが出てきました。
▼教材一式
実際に並べてみると、すごい量です。勉強しがいがありますよね^^
「日本語教育能力検定試験合格パック」の中身を紹介
「日本語教育能力試験合格パック」について
アルクの日本語教師になるための通信講座は、NAFL日本語教師養成プログラムと日本語教育能力試験合格パックがあります。
何が違うのかというと、日本語教育能力検定試験合格パックには、NAFL日本語教師養成講座プログラムに、検定試験に合格するための副教材がついています。
▼NAFL日本語教師養成プログラムの教材
▼合格パックは、NAFL日本語教師養成プログラムに以下の教材がつきます。
「NAFL日本語教師養成プログラム」のほうが値段は安いのですが、私は「日本語教育能力検定試験合格パック」を勧めています。
理由は、合格パックは、もしも、万が一にも合格できなかった場合に返金制度があるからです。
(2021.2.11追記)
2021年度は日本語教育能力検定試験が実施されるのか、まだ未定なので、2021年度に関しては返金保証がありません。
私は友人に「日本語教育能力検定試験合格パック」を勧めました。
その理由は、「アルク「日本語教育能力検定試験合格パック」友人に勧めた3つの理由」の記事で書いていますので、よかったら読んでみてください。
それでは、中身を紹介していきます!
コースガイド
▼コースガイドの冊子
コースガイドには、教材の使い方や学習の進め方、その他、各種サービスの概要などが書かれています。
テキスト
▼メインのテキストは24冊です。
どのテキストも日本語教育の第一人者の方によって書かれています。
▼テキストにはイラストがあります。
テキストにはイラストや図、表が豊富に使われています。
文章だけでは理解しにくかったり、飽きてしまったりしますが、イラストなどを使って、わかりやすく飽きずに勉強できる工夫がされています。
ちなみに、このイラストは日本語教授法という科目です。
私は、養成講座でこれらの教授法をDVDで、映像として見ました。このイラストは、教授法をそのままイラストにしているので、イラストだけでも教授法のイメージができると感じました。
文字は黒と赤の二色使いに、重要なものだけ太字なのがいいですね。
あまりカラフルだと、どれが重要なのかわからなくなってしまうし、自分でマーカーを引くと目がチカチカしてしまいます。
これなら、自分で重要なところや覚えたいところにマーカーを引いても、スッキリまとめることができます。
▼テキストの文法科目
これには驚きました!
文法のテキストは、日本語教師になってからの方が役立てられるのでは?と思うくらいです。
イラスト付きで、丁寧に解説が書かれているので、わかりやすいです。
日本語教師になってから、読み返したい一冊です。
この他にも、「話し方の教育/書き方の教育」「聞き方の教育/読み方の教育」「日本語教育評価法」などのテキストは、日本語教師になってから、役立てるテキストです。
▼テキストの途中にタスクがあります。
▼タスクの解答
このタスクの解答の文字数、すごくないですか!?
とても細かく解説が書かれており、すっごく丁寧です。これなら、独学でもわかりやすいです。
むしろ、養成講座で先生の説明のメモを取るのはなかなか大変なので、活字としてあると有難いですよね。
▼テキストの途中にコラムが書いてあります。
コラムでちょっと息抜きができるのがいいですね。
日本語教育能力試験検定試験対策問題集
▼検定試験対策問題集
▼検定試験対策問題集の解答
検定試験対策の問題集です。解説が丁寧に書かれています。
多くの人が苦手とする聴解科目には、ポイント解説がわかりやすいです。
日本語教育能力検定試験NAFL模擬テスト
▼NAFL模擬テスト
1回分の模擬テストがついています。試験で大切なのは、時間配分です。
実際に模擬テストを受けることで、本番前に時間配分を確認できます。
日本語教育能力検定試験重要キーワード集300
▼重要キーワード集300
▼赤シートで重要部分を隠せるようになっています。
検定試験でよく出題される重要キーワードを300個集めています。
左の重要キーワードは、右の解説を読んで、キーワードを答える形式になっています。その後は、左側のキーワードを見て、その概要を答えます。
重要キーワードに関しては、暗記ですから、とりあえず300個を覚えればいいわけですね。
本のサイズは文庫本サイズなので、かばんに入れて持ち歩きやすくなっています。
常に持ち歩いて、時間があるときに、1ページだけ覚えるなどの細切れ学習もしやすいです。
CD
▼CDは全部で9枚です。
▼テキストにCDマークがついているところは、音声があります。
CDがあるのは、音声科目のところだけかと思いましたが、そうではありません。ところどころ、音声があります。
音声なので、携帯電話などに音声を入れて、移動中に聞くこともできるので、便利です。
日本語教育実習DVD
▼日本語教育実習のDVD
個人的には、日本語教育実習DVDが気に入りました。
直接は検定試験の対策には直結しませんが、通信講座には養成講座にはある教育実習がありません。
実習がないと、授業のイメージや、実際に授業をするときに、どのような点に気をつけたらいいのかがわかりませんよね。
日本語教育実習のDVDは、実際に実習しているところを見ることができ、実習者のレベルが見本として最適です。
実際の養成講座の実習では、他の生徒さんの実習が見られるのですが、正直レベルはバラバラです。授業の形になっている人もいれば、授業とは呼べないような人もいます。
DVDの実習に出てくる人は、ある程度授業としての形は成り立っています。
しかし、実際には、改善点があり、どこをどう改善したらいいのかを、コメントで解説しています。
これなら、通信講座で実習がないというデメリットをカバーできます。
もちろん映像は古いし、実際に実習するのとはわけが違うと思いますが、イメージをつかむなら問題ありません。
副教材
副教材は、NAFL日本語教師養成プログラムではなく、日本語教育能力試験合格パックを申し込んだ人についてきます。
▼DVD日本語教育能力検定試験パワーアップ特講
▼DVDは4枚です。
これは日本語教育能力検定試験に合格するための、ポイントを解説しているDVDです。
日本語教育能力検定試験は範囲がものすごく広いですが、出題されやすいポイントだけを抑えてくれています。
DVDなので、大学受験前の冬休み特別講座みたいな感じですね。
▼記述問題40と用語集
意外に記述って難しいんですよね。この記述式問題40で、論理的に書く力をつけることができます。
▼日本語教育検定試験に合格するための問題集
これは結構ボリュームのある問題集です。しかし、解説が詳しいので、なぜ間違えたのかまでしっかり理解することができます。
検定試験前には繰り返し解きたい問題集です。
▼日本語教育能力検定試験に合格するための本
これは検定試験の概要や合格するためのコツについて書かれています。まず最初に読んでおきたいですね。
これらの副教材は単体で購入できます。なので、NAFL日本語教師養成プログラムだけで十分という方は、ほしい本だけを単体で購入しましょう。
しかし、なぜ合格パックをおすすめするのかというと、以前にも書きましたが、合格パックなら、万が一に合格できなかった場合に返金保証制度があるからです。
(2021.2.11追記)
2021年度は日本語教育能力検定試験が実施されるのか、まだ未定なので、2021年度に関しては返金保証がありません。
【まとめ】通信講座で悩んでいるなら、アルク「日本語教育能力検定試験合格パック」がおすすめ!
アルクの「日本語教育能力試験合格パック」の中身を紹介しましたが、どうだったでしょうか。
ここで紹介した以外にも、実力診断テストができたり、学習サポートを受けられたりします。
申し込もうか迷っている人は、自分に合うかどうかよく考えてから決めてくださいね。
(2021.6.1追記)
2021年度版の「日本語教育能力検定試験に合格パック」は、2021年4月28日で販売終了となりました。
「NAFL日本語教師養成プログラム」は、販売中です。
個人的には、お金と時間に余裕がある人の場合は、日本語教師養成講座に通うことをお勧めしています。
しかし、養成講座に通う60万という大金と通う時間がない人には、検定を合格する手段として、アルクの通信講座を勧めています。
理由は、通常の検定合格率は22~25%なのに対して、アルクの通信講座を受講した人は、検定合格率が3倍弱の66.3%あるからです。
もちろん、それでも合格できない人はいるので、後は、どれだけ強い気持ちを持って、検定試験まで勉強できるかです。
検定試験合格で日本語教師を目指す方は、ぜひ頑張りましょう!
日本語教育能力検定試験の合格を目指せる通信講座は、「日本語教育能力検定試験の合格を目指す|おすすめ通信講座3社を徹底比較」の記事で紹介していますので、どうぞ。
ちなみに返金保証制度は1月23日(木)までに申し込みした方のみです。また、早割制度で割引があるので、気になっている方は、早めにチェックしてくださいね。
(2021.2.11追記)
2021年度は日本語教育能力検定試験が実施されるのか、まだ未定なので、2021年度に関しては返金保証がありません。
▼日本語教育能力試験合格パックの早割制度
出典:アルク
もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
>><検定合格率66.3%>「NAFL日本語教師養成プログラム」
以上、たのすけでした。
日本語教師のまとめ記事はこちら
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≫授業のやり方や教え方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。