効果的な学習方法

できる人の勉強方法9選|日本語教師から学生へ学習アドバイスしよう

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「学生の日本語がなかなか伸びない」

「勉強はしているみたいだけど、あまり効率のいい方法じゃないなぁ」

日本語教師の方、こんな悩みを持っていませんか?

 

たのすけ
たのすけ
この記事を書いているのは、日本語教師のたのすけ(@t_tanosuke)です。以前は日本語学校で専任講師をしていましたが、現在はオンライン日本語教師として働いています。

 

この記事では、できる人の勉強方法を9つ紹介しています。

当たり前だと思うことかもしれませが、意外にできていない人も多いんです。

日本語学習で悩んでいる学生に、アドバイスするときのヒントにお役立てください。

もちろん、ご自身が資格試験などの勉強をするときにも役立ちますよ。

 

英語で有名な安河内先生の「できる人の勉強法」という本を参考に書いています。

 

できる人の9つの勉強方法

勉強ができる人には理由があります。

勉強してもあまり勉強効果がないと思っているなら、できる人の勉強方法を取り入れてみましょう。

できる人がやっている勉強方法を9つ紹介します。

  1. 時間対効果を意識する
  2. 音読をする
  3. しっかり睡眠をとる
  4. 無駄な作業をしない
  5. 楽しく勉強する
  6. 目標を意識する
  7. 毎日少しでもいいから継続する
  8. 一気に集中する
  9. 勉強するために、集中する

では、詳しく解説していきます!

 

1.時間対効果を意識する

時計

勉強をするときは常に時間を意識することが大切です。

どれだけたくさんやっても、覚えていなかったら意味がないし、時間ももったいないですよね。

常に「1時間の勉強でどれだけ学べたか」を意識しましょう。

勉強は、長時間やるよりも、密度を濃くすることを目標にせよ!

出典:2006年,㈱中経出版,安河内哲也「できる人の勉強法」

 

2.音読をする

音読をしている少年

音読すると音として記憶ができるので、時間が経ってもはっきり覚えています。

これは脳科学から見ても効果が高い勉強法です。

覚えたいことは、徹底して声に出して音読しましょう。

科目・テーマにかかわらず、テキストや教科書はかならず2~3回は音読する!

出典:2006年,㈱中経出版,安河内哲也「できる人の勉強法」

 

3.しっかり睡眠をとる

寝ている猫

眠いのを我慢して勉強してもまったく意味がありません。

眠いときは、脳が勉強することを拒否しているときです。

 

時間がないからといって、削るのは睡眠時間ではなく、そのほかの時間です。

勉強ができる人は、「よく寝て、朝ご飯を食べて、トイレに行く人」だそうです。

つまり、健康的な生活を送っている人です。

朝から頭をフル回転させたければ、「早起き・朝食・排便」を習慣にせよ!

出典:2006年,㈱中経出版,安河内哲也「できる人の勉強法」

 

4.無駄な作業をしない

絶対ダメ

「作業」と「勉強」は別物です。違いは何でしょうか。

 

わからない言葉を調べて、ノートに書き写すのは「作業」です。

学生ややりがちなノート作りは、無駄な「作業」です。

机に向かって勉強していても、それが作業なら勉強したことにはなりません。

 

費用対効果を上げるためにも「作業」は少なくし、音読や暗記をする「勉強」の時間を多くしましょう。

勉強時間のメインは「訓練と音読」。「作業」ゼロの教材選びを心がけよう!

出典:2006年,㈱中経出版,安河内哲也「できる人の勉強法」

 

5.楽しく勉強する

映画を観て勉強する人

勉強は決して、辛く嫌なものではありません。

嫌なこと=苦痛

嫌なこと≠勉強

 

勉強には自分が興味を持てること取り入れることで、楽しく勉強できます。

例えば外国語を勉強するなら、映画やドラマを見て、楽しみながら勉強しましょう。

自分の趣味の中に勉強を取り込む方法について、知恵をしぼってみよう。

出典:2006年,㈱中経出版,安河内哲也「できる人の勉強法」

 

6.目標を意識する

目標

勉強するときは「目標」がありますよね。

「何のために今これをやっているのか」を常に意識することが大切です。

理由はこじつけでもかまいません。

 

例えば、バラエティ番組を見るときは「お笑い芸人のトーク術を学ぶ!それを自分のトーク術に活かす」という感じです。

こじつける癖をつけるだけで、無駄な行動がなくなり、時間の無駄遣いがなくなります。

1年後、3年後と考えたら、すごく有意義な時間を過ごすことができますよ。

まずは1週間、すべての行動に「超こじつけ」の理由をつけてみよう。

出典:2006年,㈱中経出版,安河内哲也「できる人の勉強法」

 

7.毎日少しでもいいから継続する

ノートを書く人

勉強は毎日続けることが大切です

でも、勉強を続けることは受験生でも難しいですよね。

「今日は仕事で疲れたからお休みしちゃおう!」と、ついついさぼりがちです。

日曜日に7時間勉強するよりも、毎日1時間勉強するほうが大変です。

 

まずは、1時間といわずに、少ない時間でもいいので、毎日する習慣をつけましょう。

どんなに忙しい日でも、1日30秒はテキストを開くこと!

出典:2006年,㈱中経出版,安河内哲也「できる人の勉強法」

 

8.一気に集中する

勉強する女性

ゆっくりだらだら勉強するのはまったく意味がありません。

自分が集中できる時間は一気に勉強して、そのあと休憩を入れたほうが効率よく勉強できます。

ただし、集中する時間は「速くする」ことを意識して勉強をします。

 

長時間勉強しなければならないときは、『難しいものを音読すると、脳が活性化し、集中力がアップ』します。

「一気に集中、ちょこっと休憩」のリズムで、勉強の効率を徹底的に上げる!

出典:2006年,㈱中経出版,安河内哲也「できる人の勉強法」

 

9.勉強するために、休憩する

休憩している女性

勉強していると、たまには休みたくなる時がありますよね。

そんなときは、迷わず休みましょう!

 

真面目な人ほど、休むことや勉強をしないで遊ぶことに罪悪感を感じてしまいがちです。

そのときは、『明日勉強するために、今日は遊んで勉強するエネルギーを補給する日』と考えましょう。

何か行動するときは「目標」を持たなければなりませんから、休む目的は「明日勉強するため」です。

思いきり遊ぶときも、「何のために」の自問自答は忘れずに!

出典:2006年,㈱中経出版,安河内哲也「できる人の勉強法」

 

【まとめ】できる人の勉強方法を取り入れて、最大の効果を発揮しよう!

ガッツポーズしている

できる人の勉強方法とは、無駄なことを省き、短時間で最大限の効果が発揮できる勉強方法のことです。

同じ時間勉強するなら、最大限の効果を発揮したいですよね。

ぜひ9つの勉強方法を日本語の学習で悩んでいる学生に教えてあげてくださいね。

 

▼完全保存版が出ています

 

以上、たのすけでした。

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恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。

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