N2(文法分析)

【N2文法解説】~はさておき|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~はさておき」の説明です。

 

用法

接続

N+はさておき

 

意味

  • 他にもっと大切なことがあるので、~はとりあえず話題から外す。

 

例文

  • A:料理できたよ! B:見た目はちょっと・・・。見た目はさせておき、味はいいね。
  • A:恋人とデートしないの? B:明日は試験なんだ、恋人はさておき、今は勉強するよ。
  • A:それは冗談だよ。 B:冗談はさておき、本当のことを言ってください。
  • A:学校の宿題終わった? B:まだ。宿題はさておき、今は休みを楽しもう!
  • A:旅行の日は決まったけど、どこ行く? B:どこへ行くかはさておき、アルバイトの休みを取らなきゃ。
たのすけ
たのすけ
青いマーカーに注目!注意事項②を見てください。

 

注意事項

  1. それまで話題になっていたことを表す言葉につくことが多い。
  2. 「疑問詞+か」にもつく。

 

類似文型との違い

~はともかく

  • 「~はさておき」と置き換え可能。
  • 「~はともかく」と「~はさておき」の違いは、「~はさておき」は、それまで話題にしていたときに使う。 (例1)A:この料理おいしくなさそう・・・。 B:見た目は(〇はさておき 〇はともかく)、味はおいしいよ。 (例2)見た目(✕はさておき 〇はともかく)、味はおいしいよ。←今まで話題にしていたことではないので、「~はさておき」は違和感。

【参考】~はともかく

 

以上、たのすけでした。

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