N2(文法分析)

【N2文法解説】~ことに|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~ことに」の説明です。

 

用法

接続

Vた形/可能Vの否定形/いA~い/なA~な+ことに

たのすけ
たのすけ
「~ことに」の前は感情を表す言葉で、感じたことを言います。

 

意味

  • とても~ことだが。

 

例文

  • うれしいことに、不合格だと思っていたN2に合格できた。
  • ありがたいことに、昨日は課長が家まで車で送ってくれた。
  • 悲しいことに、飼っていたペットが亡くなってしまった。
  • 信じられないことに、宝くじが当たった。
  • 困ったことに、家にスマホを忘れてしまった。
  • 驚いたことに、田中さんは双子だった。
  • 残念なことに、仕事が終わらないので、今日は残業しなければならない。
  • ラッキーなことに、道で100円を拾った。

 

注意事項

  1. やや書き言葉。
  2. 一緒に使う言葉が限定される。(例)うれしい、ありがたい、悲しい、悔しい、おもしろい、信じられない、残念、不思議、驚いた、困った、あきれたrtc…
  3. 後件に話者の意志を表す文は来ない。(例)ラッキーなことに、道で100円を拾いたい。×

 

類似文型との違い

~ことだ(感慨)

  • 意味は「本当に~だ」(例)田中さんが仕事を辞めてしまうのは、残念なことだ
  • 話者の主観を表す形容詞につく。
  • 「~ことに(は)」は文中だが、「~ことだ」は文末に使う。

【参考】ことだ (感慨)

 

以上、たのすけでした。

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