教え方のポイント

授業はトライ&エラーです!失敗したと思っても大丈夫!|新人日本語教師の悩み

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毎回の授業後に、

「ああ、なんだか学習者の反応がイマイチで上手くいかなかったな・・・」

「学習者からの質問に上手く答えられなかった・・・」

と落ち込んでいませんか…?

 

 

あなたがそんな風に悩んで落ち込む気持ち、とてもよくわかります。

なぜなら、たのすけもそうだったからです。

授業後には「はぁぁぁぁ、あぁぁぁ」とダメだったところを思い返しては、反省ばかりしていました。

 

特に、日本語教師になったばかりの頃は、「授業は楽しいな!」と思う反面、

 

「学習者の質問に上手く答えられなかった。自分は何てダメなんだろう…」

「テンポよく進められずにグダグダだった。学習者の反応もイマイチだった・・・」

「授業の順番を間違ってしまった・・・!」

 

などと落ち込むことも多かったです。

その日の気分は授業の良し悪しで左右されていました…。

たのすけ
たのすけ
反省点や落ち込んだことを挙げればキリがないです(笑)

 

 

もし、あなたも昔のたのすけみたいに授業後に落ち込んでいるのなら、

「そんなに落ち込まなくて、大丈夫ですよ!」

と言いたいです。

 

え?本当・・・?と思ったのなら、ぜひこの記事を読んでみてください。

 

印象に残っている先輩日本語教師の言葉

まず、今のたのすけの考えに至った印象に残っている言葉を2つ紹介します。

 

一つは養成講座の先生から言われたことでした。

聞いたことがある方も多いかもしれませんが、

「日本語教師は一人前になるまでに何人もの学習者を犠牲にする」

という言葉です。

 

もう一つは、日本語教師になって経験が浅い頃、尊敬する日本語教師の先輩から言われたことです。

「授業でどんどん新しいことを試しなさい。たくさん失敗してもいいんだよ。それを次に繋げればいいだけよ」

という言葉でした。

たのすけ
たのすけ
どちらも正確な言葉までは忘れてしまったのですが、こんなニュアンスの内容でした。

 

養成講座の先生の言葉からは、

すぐに一人前になれる日本語教師はいない

ということがわかります。

だから、最初はできなくて当たり前!落ち込む必要はないんですね。

 

尊敬する日本語教師の言葉からは、

たくさん授業をして経験を積んでいって、新しいことを試して失敗して、それを改善して・・・、

そんなふうにしてどんどん授業が改善されていって、満足する授業ができるようになっていく

だから、挑戦することを恐れないで、現状に満足しないで、失敗したって次に繋げればそれでいいんだ、ということがわかります。

 

授業はトライ&エラーだ!

今回の反省を次回に生かそう!

たのすけはお二人の先生方の印象に残った言葉やいろんな経験を経て、

「授業はトライ&エラーだから、とりあえずやってみる。ダメだったら次を改善すればいい」

という考えにたどり着きました。

 

もしかしたら、それじゃ一人前になるまでの学習者はかわいそう…、学習者は教師の犠牲になっているのでは?と思うかもしれません。

確かにそう感じてしまうかもしれません…。

でも、そうじゃないと思うんです・・・!というか、思いたいです!

 

今回の授業は次回に、次回の授業は次々回に、というふうに、

トライしてエラーしても、それを次回の改善点につなげていけば、

授業は回を追うごとによくなっていきます

それはつまり、今の学習者のためにもなっていると思います。

 

授業ではPDCAが大事!

落ち込んで終わりではなく、

「じゃあ、今日の反省点を次回にどう生かそう」

と考えて実行していくことが大事なんだと思います。

よく言うPDCAですね。

 

P:Plan(計画)⇒授業準備をする

D:Do(実行)⇒授業をする

C:Check(確認)⇒授業を振り返る

A:Act(改善)⇒反省点を次の授業に生かす

 

特に大事なのは、Cの「授業を振り返る」とAの「反省点を次の授業に生かす」の部分です。

これはぜひ、毎回の授業後に忘れないうちに振り返ってほしいと思います。

初級の文法授業を例に、授業を振り返るポイントについてはこちらの記事に書いてあります。

 

今日の授業をダメだった・・・と落ち込んでいては、成長することができません

もしそれで終わりにしているのなら、それは学習者に申し訳ないことです。

反省点を次に生かしていけば、それが授業に反省され、学習者にとっても有益なことだと思いませんか・・・?

 

 

でも、心配しないでくださいね。

落ち込んだり反省点があるということは、それはあなたが

「もっともっと学習者に今よりいい授業を提供したい」

「日本語教師としてレベルアップしていきたい」

と思っている証拠だと思いますよ。

たのすけ
たのすけ
その想いに自信を持ってくださいね。

 

日本語教師としてレベルアップしていくには?

今回の授業の反省は次回の授業に生かしていけば、

あなたが「上手くいかなかった・・・」「失敗した・・・」と思った分、

その反省を次に改善していけば、あなたはレベルアップしていけます!

たのすけ
たのすけ
だから、授業後に落ち込む必要はないんです。

 

すぐに一人前の日本語教師にはなれません。

それはどの道のプロでもそうだと思います。

初めてがあって、どんどん経験を積んで、研磨していって・・・

そうした小さい努力の積み重ねで、いつの間にかプロになっていくんだと思います。

たのすけ
たのすけ
コツコツが大事です。

 

【まとめ】心配しないで大丈夫です!

もう一度、授業のことで悩んでいるあなたに最初の言葉をお伝えします。

「授業はトライ&エラーです。とりあえずやってみましょう。ダメだったら次を改善すればいいんです」

 

悩んでいるということは、今の現状をどうにかしたい、このままじゃダメだと思っているからですよね…?

そう思っている時点で、あなたは勉強熱心で学習者想いです。

 

そのことに自信を持っていいですし、

熱心で向上心があるので、日本語教師としてどんどんレベルアップしていけます

 

心配しなくて大丈夫です。

授業で上手くいかなかったからと次回の授業でも落ち込んだままでいるのではなく、

心の持ちようと、実際に反省を次に生かせるかどうかが大事です。

 

 

授業後に落ち込んでいるのなら、あなたに一つだけお伝えさせてください。

あなた自身が授業を楽しんでくださいね。

あなたが楽しいと思えば、それは学習者にも伝わり、楽しい授業になります。

次の授業はまた笑顔で学習者に会いましょう!

【参考】「楽しい授業をしたい!」ときに振り返りたいこと・意識したいポイント

 

 

でも、一人だとどうしても落ち込んでしまったり、授業をするのが怖くなってしまったり、日本語教師を続けるモチベーションがなくなってしまったりしますよね…。

そんなときは、ぜひこのブログに遊びに来てくださいね。

 

あなたのお悩みが解決する糸口が何か見つかるかしれませんし、

それができたら、たのすけも嬉しいなあと思っています。

たのすけ
たのすけ
あなたの隣にはたのすけがいますよ~!

 

以上、たのすけでした。

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恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。

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