N3(文法分析)

【N3文法解説】~てはじめて|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N3文法「~てはじめて」の説明です。

 

用法

接続

Vて形+はじめて

 

意味

  • ~て、そのとき初めて~。
たのすけ
たのすけ
初めて経験し、それがきっかけで、わかったことや気づいたことを言うときに使います。

 

例文

  • 海外で生活してはじめて、自分の国の良さに気がついた。
  • 彼女と別れてはじめて、彼女の大切さを知った。
  • 病気になってはじめて、健康が一番大切だと思った。
  • 人に言われてはじめて、自分の長所がわかった。
  • 一人暮らしをしてみてはじめて、親のありがたさがわかった。
  • 親になってみてはじめて、子供を育てる大変さを知った。
  • 友達に言われてはじめて、キムさんが好きなことに気がついた。
  • コーチの指導を受けてはじめて、試合に勝てた。
たのすけ
たのすけ
青いマーカーに注目!注意事項①を見てください。

 

注意事項

  1. 「~てみる」と一緒に使うことも多い。
  2. 後件には、意志や依頼表現は来ない。(例)海外で生活してはじめて、日本に帰りたい。×
  3. 後件には「気がつく・実現する・新しいことが起こる」の意味の文が来る。
たのすけ
たのすけ
「気がつく・気づく・わかる・知る」の動詞と一緒に使うことが多いです。

 

類似文型との違い

~てこそ

  • 意味は「(~という条件が満たされたとき)はじめて~」
  • 「~てはじめて」と同じに使えるが、「~てこそ」はすでに起きたことには使えない。(例)海外で生活して(✕こそ 〇はじめて)、自分の国の良さに気がついた。

【参考】~てこそ

 

以上、たのすけでした。

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