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たのすけ
N2文法「~にあたって/~にあたり」の説明です。
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用法
接続
V辞書形/N+にあたって/~にあたり
意味
- ~する前に。
たのすけ
新しいことを始めるとき、あることが終わるときに「前もってする」ときに使います。
例文
- 結婚するにあたって、お互いの家族に挨拶に行きました。
- 旅行するにあたって、現地のツアーに申し込みましょう。
- 仕事の面接を受けるにあたり、髪を切りました。
- N2を受験するにあたって、毎日5時間勉強した。=N2の受験にあたって、毎日5時間勉強した。
- 入院にあたって、必要な荷物を準備しなければならない。
- 就職にあたり、アパートを探すつもりです。
- 卒業にあたって、友達みんなで卒業旅行に行った。
- 入学式の開会にあたりまして、校長先生から挨拶があります。
注意事項
- 硬い言い方。
- 「~あたりまして」は形式ばった言い方。
- 全件には「入学・卒業・受験・就職・結婚・開会・引っ越し・旅行・入院・退院・申込・購入・注文」などの名詞や動詞が来る。←一回限りのことや、何かを決意するような言葉につく。
類似文型との違い
~に際して
- 意味は「~する前に」
- 「~に際して」は直前にするときに使うが、「~にあたって」は、前もってするときに使う。マイナスなイメージにはつかない。(例)今から利用する(〇に際して ✕にあたって)、この説明書を読んでください。←直前のことなので、「~にあたって」は違和感。
【参考】~に際して
~に先立って
- 意味は「~する前に/~の前に」
- 「~にさきだって」は順序に焦点が置かれるが、「~にあたって」は状況に焦点が置かれる。(例)国際試合にさきだって、国家を歌います。←「~に先立って」を使ったほうが、順序がより強調される。
- 「~に先立って」は、必要なことを前もってするときに使う。(例)会社の面接を受けるに先立って、インターネットで会社のことを調べました。
【参考】~に先立って
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。