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たのすけ
N2文法「~末(に)」の説明です。
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用法
接続
Vた形/Nするの+末(に)
たのすけ
名詞は「Nする」になる名詞を使います。名詞に接続する場合は、「~末のN」になります。
意味
- ~した結果、最終的に…。
たのすけ
最終的な結果に至るまでに、いろんな困難や試行錯誤があったことを表すときに使います。
例文
- さんざん話し合った末、妻と離婚することにした。
- 人気があるパン屋に朝から並んだ末に、結局パンを買えなかった。
- いろいろ悩んだ末に、日本語学校を卒業したら帰国することにした。
- お店で1時間も迷った末に、彼女の誕生日プレゼントを買った。
- 長い間悩んだ末、今の会社を辞めることにした。
- 会社を辞めるのは考えた末の結論だ。
- 田中さんを説得の末、わが社に入社してくれることになった。
- 3年間浪人の末に、ついに医学部に合格した。
- 努力の末に、オリンピック選手に選ばれた。
注意事項
- 「いろいろ・さんざん・長い間」などの強調する言葉と一緒に使うことが多い。
- 後件では、「結局・ついに・やっと」などの副詞と一緒に使うことが多い。
- プラス・マイナスの両方に使える。
- 後件には、結末や決断を表す文が来る。
類似文型との違い
~あげく(に)
- 意味は「~した結果、最後に…」
- 「~末(に)」はプラス・マイナスどちらにも使えるが、「~あげく(に)」はマイナスにしか使えない。(例)お店で1時間も迷った(✕あげく 〇末)、彼女への誕生日プレゼントを買った。
- 「~あげく(に)」よりも「~末(に)」の方が客観的。
【参考】~あげく(に)
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。