N2(文法分析)

【N2文法解説】~というものではない|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~というものではない」の説明です。

 

用法

接続

普通形+というものではない
*なAとNの「だ」は省略可能

 

意味

  • いつも・必ず~とは言えない。(部分否定)
たのすけ
たのすけ
ある主張や考えが、いつも・必ず正しいとは言えないときに使います。消極的に否定する言い方です。

 

例文

  • 努力すれな必ず成功できるというものではない。失敗することもある。
  • 日本に住んでいれば日本語が上手になるというものではない。日本語を使わなかったら、上手にならない。
  • 車は安ければいいというものではない。安全でなければならない。
  • 宿題は出せばいいというものでもないよ。友達のコピーしても意味がない。
  • 高ければおいしいというものではない。安くてもおいしいものはあるし、高くてもまずいものもある。
  • お金があるからといって、幸せというものでもない。お金があっても幸せじゃない人もいる。

 

注意事項

  1. 「~というものでもない」の言い方もある。少し柔らかい言い方。
  2. 事実を言うのではなく、話者の主張や感想を述べる。
  3. 「~ば」「~からといって」などの条件を表す文と一緒に使うことが多い。

 

類似文型との違い

~というものだ

  • 意味は「本当に~だと思う」(例)大変なこともあればいいこともある。それが人生というものだ

【参考】~というものだ

 

以上、たのすけでした。

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