N1(文法分析)

【N1文法解説】~(の)やら|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N1文法「~(の)やら」の説明です。

 

用法

接続

疑問詞/V普通形/A普通形/なA~な・なA~だった/N~な・N~だった+(の)やら

 

意味

  • いったい~(の)か。
たのすけ
たのすけ
疑問や不確かさ、呆れた気持ちを表します。

 

例文

  • 息子は毎日毎日ゲームばかりして、何をしているのやら
  • またN1に合格できなかった。いつ合格できるのやら
  • いい匂いがしてきた。どんな料理ができるのやら、楽しみです。
  • どこにパスポートを置いたのやら、思い出せない
  • 会社を首になってしまった。これからどうすればいいのやら、途方に暮れている。
  • 妻はいつも不機嫌そうだ。いったい何が不満なのやら、わからない。
  • 湖に、やら黒い物が浮かんでいる。
  • どうやら田中さんは離婚したらしい。

 

注意事項

  1. 少し古い言い方。
  2. 「(の)やら」が文末に来ると、感嘆の意味になる。

 

類似文型との違い

~のやら~のやら

  • 意味は「~のか、それとも~のか」よくわからないときに使う。(例)最近は毎日天気が変わる。暑いのやら寒いのやら、よくわからない天気だ。

【参考】~のやら~のやら

 

~やら~やら

  • 意味は「~や~など/~たり~たり」(例)昨日は頭が痛いやら気持ちが悪いやらで、ずっと寝ていた。

【参考】~やら~やら

 

以上、たのすけでした。

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