日本語教師をしていると、いつの間にか癖になっていることはありませんか?
日本語教師同士で話すと、「日本語教師の職業あるある」が結構おもしろいんです。
自分では気づいていなくても、「あるある~」と共感できることがあるはずです。
ちなみに、「日本語教師のあるある」はこちらの7つです。
日本語教師の方は、ぜひ自分と比べて読んでみてください。
目次
日本語教師のあるある厳選7個
それでは、解説していきます。
1.「はっきり」「ゆっくり」話す

学生と話していると、話すスピードは通常の速さよりゆっくり話すことが多いです。
また、わかりやすいようにはっきり話します。
日本人相手なら「はっきり」「ゆっくり」話す必要はないと思うんですが、これも癖なんですかね。
ついつい「はっきり」「ゆっくり」話してしまいます。
2.同じことを2回繰り返して伝える

学生が1回でわかっていないときは、同じことを2回繰り返して言います。
相手が日本人なら2回言わなくても、たいていは理解していると思うのですが、ついつい2回言ってしまいます。
心配なんでしょうかね。
相手は「2回言わなくてもわかっているよ」と思っているかもしれません。
3.リアクションが大きくなる

初級の授業をしていると、どうしてもリアクションが大きくなってしまいますよね。
説明するときに、いちいち手が動いてしまいます。
初級の授業だと身振り手振りだけでなく、顔で表現することも多いです。
「嬉しい顔」「悲しい顔」「怒っている顔」など、相手が日本人と話しているときも、顔で表現してしまいます。
とにかく、無駄にリアクションが大きくなります。
「びっくりした顔」なんて、今では大得意です!目まん丸にして、驚いています。w
よく考えたら面白いですね・・・!!
4.「~なければなりません」「~たほうがいいです」を使う

「~なければなりません」「~たほうがいいです」は、学生もよく使ってしまいませんか?
「勉強しなければなりません」「もっと勉強したほうがいいです」など。
私自身も学生によく使っています。
実際の会話で「~なければなりません」「~たほうがいいです」とはっきり言うことは少ないですよね。
「~なきゃね」「~たほうがいいよ!」と言えばいいところ、通常の会話でも学生に話すように、丁寧に「~なければなりません」「~たほうがいいです」とはっきりゆっくりしたスピードで話してしまいます。
あちゃ~、明らかに日本語教師あるあるです。
5.「どうして〇〇しましたか?」と聞く

学生が遅刻したとき「どうして遅刻しましたか?」、学生が宿題を忘れたときは「どうして宿題を忘れましたか?」と言いませんか?
日本人相手なら「何で?」でいいと思いますが、学生には話すのと同じように「どうして〇〇しましたか?」と聞いてしまします。
日常生活でこんな言い方をするようになったら、完璧に職業病です。しかもはっきり、ゆっくり!
「どうして〇〇しましたか?」なんて言われたら、すごく悪いことをした気分になりますよね。気が付かないで使っていたら、すみません!
6.勉強方法に反応してしまう

私は「学生がどうやったら日本語が上手になるのか」といつも頭の中で考えています。
英語の勉強方法だったり、受験勉強の方法だったり、いつもアンテナを立てて探しています。
こんな勉強法が効果があったと聞くと、つい反応してしまいます。
いい意味での職業病ですね。
7.日本語の使い方に反応してしまう

話している相手の日本語の使い方が間違っていると、ついつい反応してしまいます。
相手には言いませんが「あ、実はそれ誤用なんだよな~」と思っています。
日本語の使い方だけでなく、イントネーションやアクセントにも注目してしまいますね。
ついつい、正しい言い方を教えたくなってしまいます。
【まとめ】「日本語教師のあるある」は共感できる!

私が感じる「日本語教師のあるある」を7つ紹介しました。
日本語教師の方は「そうそう!」と思うこともあったのではないでしょうか。
日本語教師に関わらず、職業のことが普段の生活に出てしまうことがありますよね。
日本語教師は特に、仕事とプライベートの区別がつきにくい面もあるので、それが関係しているのかもしれません。
以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。