「主婦だけど、今から日本語教師になるのはどうなのかな?」
「主婦で日本語教師をするなら、常勤講師と非常勤講師のどっちがおすすめ?」
こんな疑問や悩みを持っていませんか?
この記事を読めば、以下の疑問が解決します。
この記事では、フルタイムで働きたい人向けではなく、パートタイム程度の時間で働きたい人向けです。
「主婦で日本語教師に興味がある」なら、ぜひこの記事を読んでみてください。
目次
主婦なら非常勤の日本語教師がおすすめ
日本語教師には、正社員扱いの「常勤講師」とパート・アルバイト扱いの「非常勤講師」があります。
【参考】日本語教師の「常勤」と「非常勤」の違い|メリット・デメリットを紹介!
フルタイムで働きたいなら別ですが、パートタイム程度の時間で働きたいなら、日本語教師は常勤講師ではなく、非常勤講師がおすすめです。
なぜなら、家庭をメインに考えたときに非常勤講師の方がメリットがあるからです。
主婦が非常勤の日本語教師として働く5つのメリット
主婦なら、日本語教師は非常勤講師の方がおすすめです。理由は5つあります。
詳しく解説していきます。
子どもの成長に合わせて働き方を変えられる
日本語教師は、その時々に合わせて働き方を変えられます。
つまり、子どもの成長に合わせて働けます。
子どもが小さいうちは、そばで成長を見守りたいですよね^^
非常勤講師の場合、ある程度、週に何回働くのかを自分の都合に合わせてもらえます。
もちろん学校の都合にもよりますが、ある程度考慮してくれる学校がほとんどです。
子どもが小さいときは週に1・2回、子どもが大きくなったら週に4・5回という働き方もできます。
扶養範囲内で働ける
ご主人の不要範囲内で働きたいと考えている人も、非常勤講師なら都合よく働けます。
学期(3カ月ごと)ごとに担当するコマ数を変更できるので、自分で勤務時間を把握していれば、不要範囲の時間を超えることはありません。
産休・育休のブランクがあっても復帰しやすい
結婚を機に一度退職したり、出産・育休で一時休職しても、日本語教師は復職しやすいです。
なぜなら、日本語教師は専門性がある職業だからです。
日本語学校側としては、経験のない日本語教師を雇うよりも、即戦力として働ける経験のある日本語教師のほうが有り難いです。
日本語教師は専門性が求められるので、やりがいを感じられる
日本語教師の仕事は、専門職です。
勉強した日本語の知識が誰かの役にたって、感謝されるので、やりがいを感じられます。
同じことの繰り返しや単純作業でお金をもらう働き方もできますが、それじゃ「物足りない」「やりがいを感じられない」という人には、日本語教師がおすすめです。
日本語教師のやりがいについては、「日本語教師のやりがい5選|私が日本語教師を続ける理由!」の記事で紹介しているので、よかったらご覧ください。
時給が高い
日本語教師の時給は、他の職業より高いです。大体2倍ぐらいです。
コンビニのアルバイトが時給900~1,000円だとして、日本語教師は1コマ(45分)1,800円ぐらいもらえます。
ここで注意しなければならないのは、このお金はあくまで授業に対して支払われるお金です。
授業準備にかかる時間には、ほとんどの学校でお金は支払われません。これに関しては、後ほどデメリット部分で説明しています。
宿題・テストの採点の時間に時給が発生するかどうかは学校によって違います。
他の職業でも仕事に関する知識は、自分で勉強しますよね。
銀行員ならファイナンシャルプランナーの勉強をしたり、販売員なら販売士の資格を取ったり、料理人ならプライベートでいろいろなレストランに行って料理を食べて研究をしているのではないでしょうか。
日本語教師は授業準備が大変と言いますが、他の職業でも勤務時間以外で自主的に勉強している人はいます。そういった意味では、他の業種とも変わらないかもしれません。
授業準備も慣れてくれば早くなりますし、ベテランになれば時間も短くなります。
主婦が非常勤の日本語教師として働く2つのデメリット
主婦が非常勤の日本語教師として働くとき、感じるデメリットは2つあります。
詳しく解説していきます。
当日に休みを取らなけばならないとき、代講をお願いしにくい
「子供が朝熱を出してしまったので、急に休みを取らなけばならなくなった」という場合に、心情的に休みを取りにくいです。
なぜなら、授業をするためには授業準備などが必須だからです。
同じ日本語教師だからこそ、授業準備の大切さがわかるので、急な代講をお願いしなければならないのは心苦しいです。
しかし、子供の熱でお休みなど、仕方がない場合もあると思うので、そこは気にしないでお休みしましょう。
日本語教師は女性がほとんどなので、子どもの体調など、理解してくれる人がほとんどです。
当日急に休まなけばならなくなったときは仕方ないですが、
- 前日の夜までに連絡をする
- 急に休みを取る必要があるかもしれないと連絡しておく
このような対応をすれば、代講する教師も準備ができるので有り難いです。
授業準備に時間がかかる
専門性を身につけて、それの対価としてお金をもらっているわけですから、授業にの手抜きはよくありません。
日本語教師になったばかりのことは、授業準備に時間がかかります。
自宅で授業準備をすることになるので、家で仕事をしなければなりません。
(もちろん、家で授業準備をするのは強制ではありません)
授業準備の時間については、「授業準備が終わらない!?~日本語教師の授業準備にかかる時間~」の記事に書いているので、参考にしてみてください。
授業準備は慣れてくれば時間もかからなくなりますし、日本語知識が蓄積されれば、教師としての実力もアップしますよね。
授業準備は主婦でなくてもするものですが、家事や育児の合間にするのは少し大変かもしれません。
裏を返せば、隙間時間を有効に活用できます。
【まとめ】主婦なら、非常勤の日本語教師が働きやすい!
主婦で日本語教師をするなら、非常勤講師がおすすめです。
もちろん、主婦の方でも常勤講師としてバリバリ働いている方もたくさんいるので、ご自身に合った働き方が一番です。
すでに日本語教師の資格を持っているなら、「日本語教師の求人サイトまとめ|10サイトから好みの求人を探そう!」で求人を探せますよ。
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まだ日本語教師の資格を持っていないなら、まずはチャレンジしてみませんか?
日本語教師になるための養成講座や日本語教育能力試験の勉強は、家にいながら子育てしながらできますし、働き方もいろいろあります。
日本語教師に興味を持ったなら、「日本語教師になるには?職業別おすすめの日本語教師になる方法はコレ!」をご覧ください。
以上、たのすけでした。
日本語教師のまとめ記事はこちら
≫日本語教師になりたい方向けのまとめ記事
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≫【完全保存版】日本語授業のやり方や教え方がわかるまとめ記事
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。