「日本語教師になりたいけど、大変かな?」
「日本語教師に転職したいけど、後から大変すぎて嫌にならないかな…」
こんな心配をしていませんか?
日本語教師になりたい理由は人それぞれですよね。
私は『日本語教師の職業はやりがいのある魅力的な職業』だと思っています。
ただ、日本語教師の仕事をなめちゃいけませんよ。
日本語教師になった後に「こんなに大変だとは思わなかった・・・」という声も聞きます。
魅力的で楽しい職業だけど、大変なこともあるのです。
この記事を読めば、以下のことがわかります。
日本語教師養成講座に通うなら、50~60万円かかります。
後から後悔しないために、日本語教師の大変さも理解した上で日本語教師を目指しましょう。
私が日本語教師に転職した体験談は「【体験談】20代で一般企業から日本語教師に転職|決意した理由と実際どうだった?」をどうぞ。
目次
日本語教師の大変なこと2つ
日本語教師がよく言う「日本語教師の大変なこと」を2つ紹介します。
日本語教師の大変さは「日本語教師をやめたほうがいい?その悩みに本気でアドバイスします!」の記事でもわかるかもしれません。
授業準備に時間がかかる
日本語教師の授業準備は、想像以上に時間がかかります。
特に、日本語教師になりたてのころは大変です。教案作成に追われる日々になります。
教えることで学生からお金をもらっている以上、新人・ベテランは関係ありません。
学生に失礼のないよう、十分な授業準備をして授業に臨まなければなりません。
授業準備については「授業準備が終わらない!?~日本語教師の授業準備にかかる時間~」の記事で詳しく書いていますので、ご覧ください。
プライベートも充実させたい!と思っているなら、日本語教師はあまり向いていないかもしれません。
「授業準備が大変」という日本語教師の声
日本語教師始めて5年くらいは、教案を書くのが大変で大変で、まさに産みの苦しみという状態だった。今も、教案・教材準備には無茶苦茶に時間はかかるけども、心情としては、時折息を吐くようにすうっと教案が書けるときがある。
これが経験、ってやつか、と思う。— うらゆみんぐ (@urayuming) 2017年7月19日
日本語教師5年目に突入。
5年前の今頃、つらかったな。
休みの日は一日中教案を書いて、授業のシミュレーションして、それでも授業が上手くいかなくて。
私の担当曜日だけ欠席が多くて泣きたくなった。
でも初めて担当したクラスの学生は
今でもはっきり覚えている。— 桜子先生 (@mikomiko0830) 2017年10月30日
新米日本語教師って、授業の後も休みの日も教案作りや勉強に追われてる。ちょこっと飲みに行く暇もないときもある。友達となかなか約束できないし、デートする時間もない。独身で彼氏いない人が多いのはそのせいだ。#日本語教師 #日本語教育
— sakoume (@sakoume17) 2016年12月10日
仕事量のわりに、給料が低い
日本語教師は給料が低いです。
もともと日本より物価の安い国を対象としているので、当たり前といえば当たり前です。
非常勤講師が多く、常勤講師が少ないのも日本語教師の給料が安いよ言われる理由かもしれません。
非常勤講師と常勤講師の違いについては「日本語教師の「常勤」と「非常勤」の違い|メリット・デメリットを紹介!」の記事に書いてあります。
日本語学校によって違うので一概には言えませんが、基本的に授業準備は無給です。
非常勤講師の場合は、宿題やテストの採点が無給の場合もあります。
日本語教師の給料に関しては微々たるものですが、サラリーマン同様に一応昇給はします。
ただ、世間一般ではまだまだ日本語教師の給料は低いです。
給料については「日本語教師の収入|日本語教師の給料で生活できる?リアルを公開します」の記事に書いていますので、ご覧ください。
「給料が低い」という日本語教師の声
日本語教師は、やり甲斐のある仕事で社会的な重要度や貢献度も高く誇りを持てる職業です。でも現実は相当なブラック職場であり非合理的な授業のやり方を強制され、学校の態度は常に威圧的で正式な資格を有する教師を社畜として扱い、労働量に見合った額の給料は決してもらえません。私はもうやらない。
— いくちゃ(o^^o) (@Iku_Azusawa) 2018年7月14日
日本語学校の日本語教師って、やっぱり続けるの大変だと思うこのごろ。給料安すぎ!無理。生活できないわ。
— ひろねてぃ (@hironechi) 2010年1月22日
日本語教師の給料の低さったらそりゃないわ。なりたくてもあの給料じゃスカパーも契約できない。
— あさか (@t_asaka) 2009年8月14日
日本語教師の大変さ(常に頭の中は授業のことを考えていて、気が休まらないとか)は、当事者にしかわからないけれど、どんな仕事にしたって大変なのは同じ。ただ、その大変さを楽しめる割合は結構多い気がする。今日も頑張ろう。
— honoka (@laura_0326) 2011年1月28日
日本語教師は最高に楽しい仕事!
日本語教師が大変だといっても、世の中には日本語教師として働いている人、生計を立てている人がいます。
それは、日本語教師が楽しくて、魅力があるからです。
日本語を教えた学生の日本語が上手になると、本当に嬉しいですよ!
日本語教師のやりがいについては「日本語教師のやりがい5選|私が日本語教師を続ける理由!」の記事に書いていますので、ご覧ください。
大変なことがあるのはどの仕事も一緒です。
同じ大変なら、誰かのためになる大変な方がいいと思いませんか?^^
「日本語教師が楽しい」という日本語教師の声
え?もしも宝くじに当たったら日本語教師を辞めるかって?辞めませんよ。思う存分遊べる人生も結構かもしれないが、人から必要とされない存在にはなりたくない。
— 高崎誠一 (@sunrise108max) 2012年5月18日
私は全くこのタイプで昔はそんな自分が大嫌いだったし、だからこそ教師なんか無理だと思っていました。
でも今は好きではないけどこういう自分でもいいんだと受け入れられるし、こんな私でも教師の仕事が大好きで楽しく働けています。#日本語教師 #内向型 pic.twitter.com/ki9QQoStCf— MIKI🌼日本語教師 (@mikijapanese) 2018年8月25日
昨日は私がオーストラリアで日本語教師している時の教え子が日本に来ていたので会いに行ったら凄く日本語が上達しててめっちゃ嬉しかった〜😭❤️
最初はあいうえおから始まったのに今ではちゃんと文章で言えるし聞き取りも出来てて感動😢
教えるの大変だったけどこれ以上嬉しいことはないな〜— まいみん@旅祭インフルエンサー (@19maimin) 2018年5月16日
【まとめ】日本語教師の大変さを理解した上で、日本語教師になろう!
日本語教師になろうか迷っている人、今一度考える機会になったでしょうか。
日本語教師を簡単だと考えている人もいますが、想像以上に大変です。
簡単な軽い気持ちでなると、後悔することもあります。
「大変そうだけど、チャレンジしてみたい」
「大変なことより、やりがいのほうが魅力的」
そう思った人は、ぜひ日本語教師にチャレンジしてみませんか?
それでも心配しているなら、この記事も読んでみてください。
≫日本語教師に向いている人7つの特徴|日本語教師の経験から教えます
≫日本語教師に向いていない人の4つの特徴|迷っている人へアドバイス
私は現在、一度日本語教師の仕事を離れましたが、またオンラインで日本語を教え始めました。日本語教師が今までで一番楽しくてやりがいのある仕事だと思っています!
日本語教師のやりがいと楽しさは保証しますよ!
日本語教師になる方法については「日本語教師になるには?職業別おすすめの日本語教師になる方法はコレ!」の記事に書いています。
以上、たのすけでした。
日本語教師のまとめ記事はこちら
≫日本語教師になりたい方向けのまとめ記事
≫授業のやり方や教え方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
≫【完全保存版】日本語授業のやり方や教え方がわかるまとめ記事
≫働き方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。