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たのすけ
N2文法「~にしては」の説明です。
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用法
接続
N・V/A普通形+にしては *なA~だ→~である、N~だ→~である
意味
- ~という事実・基準から考えると、予想外だ。
たのすけ
予想した結果と違ったときなど、意外な気持ちを表します。
例文
- N2に合格したにしては、うれしそうじゃない。
- 日本に10年住んでいるにしては、日本語があまり話せない。
- このハンバーグ、500円にしてはおいしい。
- 12月にしては暖かい。
- 90歳にしては元気だ。
注意事項
- 自分にはほとんど使わない。
- 幅がなく、ある特定のことにつくことが多い。(例)1月、1000円、20歳
類似文型との違い
~わりに(は)
- 意味は「~という基準から考えられる程度と違っている」 (例)勉強したわりにはテストができなかった。
- 「~わりに(は)」との違いは、「~にしては」は具体的な言葉につく。 (例1)値段(✕にしては 〇のわりには)おいしくない。 (例2)このハンバーグ、500円(〇にしては 〇のわりには)おいしい。
- 「~わりに(は)」は、客観的に述べるのに対して、「~にしては」は、意外な気持ちを表す。
【参考】~わりに(は)
~にしても
- 意味は「~なのはよくわかるが、でも」(例)どんなに忙しいにしても、LINEの返事はできると思う。
- 「~にしても」は不審や納得できない気持ちを表すが、「~にしては」は予想やイメージと違って意外な気持ちを表す。後件の違いに注目するとよい。(例)帰りが遅くなると言っていた(〇にしても遅すぎる 〇にしては早かった)。
【参考】~にしても(用法①)
~にしたら/~にすれば/~にしてみたら/~にしてみれば
- 形は似ているが、意味は異なる。
- 意味は「~の立場に立って見れば」(例)寒がりの女性にしたら、この部屋は寒すぎると思う。
【参考】~にしたら/~にすれば/~にしてみたら/~にしてみれば
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。