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たのすけ
N2文法「~際(に)」の説明です。
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用法
接続
V辞書形/た形・Nの+際(に)
意味
- ~とき
- ~機会に
例文
- 電車から降りる際、足元にお気を付けください。
- 東京を訪れた際に、大学の友達に会った。
- パーティー会場で受け付けの際に名前を言ってください。
- 地震の際は、走らないで外に出てください。
- 私の国へ遊びに来た際には、案内するので連絡してください。
たのすけ
青いマーカーに注目!注意事項②を見てください。
注意事項
- 硬い言い方。
- 後件には「~ください」や過去形が来ることが多い。
- 「~際」「~際に」「~際(に)は」「でニュアンスが違う。「際」はいつも、「際に」は1回の出来事で使うことが多い。「~際(に)は」は”特に”その時を取り上げて何かを述べる気持ちが入る。
たのすけ
「~際」は「に」と「(に)は」があるとき、ないときで微妙にニュアンスが変わります。私たちは気づかないうちに、使い分けているんですね。
類似文型との違い
~とき
- 「~とき」より「~際(に)」のほうが硬い言い方。
- 日常生活の場面では「~とき」を使う。(例)家に帰った(✕際 〇とき)、「ただいま」と言います。←日常のことなので、「~とき」を使う。
~折り(に/には)
- 意味は「~とき/~機会に」で「~際(に)」と同じが、「たまたま起こる」というニュアンスがある。(例)電車から降りる(〇際 ✕おりに)、足元にお気を付けください。←電車から降りるころが「たまたま起こる」ことではないので、違和感。
【参考】~折り(に/には)
~に際して
- 意味は「~する前に」
- 「~に際して」は前のことに使うが、「~際(に)」はそのときのことに使う。(例1)面接に際して、履歴書をメール送ってください。←面接の前に、履歴書をメールで送る。 (例2)面接の際に、履歴書を持ってきてください。←面接のときに履歴書を持っていけばよい。
【参考】~に際して
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。