N2(文法分析)

【N2文法解説】~折り(に/には)|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~折り(に/には)」の説明です。

 

用法

接続

V普通形/いA~い/なA~な/Nの+折り(に/には)

 

意味

  • ~ときに。
  • ~機会に。
たのすけ
たのすけ
「~とき」より、丁寧な言い方です。

 

例文

  • 日本にいらっしゃる折には、ぜひ北海道の私の家に遊びに来てください。
  • 訪問した折には、おいしい食事をごちそうさまでした。
  • 忙しい折に、電話してしまって申し訳ありません。
  • 京都旅行の折りに、有名な清水寺でお守りを買いました。
  • アメリカ出張の折りに、ニューヨークを1日観光しました。
  • 何かの折に、ご連絡します。
  • 最近忙しいですね。を見て、飲みに行きましょう。
  • 折りに触れて、教えていただきありがとうございます。
たのすけ
たのすけ
青いマーカーに注目!注意事項③を見てください。

 

注意事項

  1. 改まった場面で使われることが多いので、敬語と一緒によく使われる。
  2. 文末に禁止・命令・義務のような強い表現は使えない。(例)東京に来た折には、私の家に来なさい。
  3. 手紙で使われることが多い。
  4. 決まった定型句がる。「何かの折に=何かの機会に」「折を見て=都合のいい時を見計らって」「折に触れて=機会がある度に」

 

類似文型との違い

~際に

  • 意味は「~ときに/~機会に」
  • 「~折りに」との違いは、「~折に」はたまたま起こるニュアンスがある。(例)電車から降りる(〇際に ✕折に)、お気を付けください。←電車から降りることは、たまたま起こることではないので、「~際に」を使う。

【参考】~際(に)

 

以上、たのすけでした。

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