最近、池井戸潤さん原作のWOWOWドラマ「アキラとあきら」を観ました。
2017年にWOWOWで放送されていたドラマで、斎藤工さんと向井理さんのイケメン2人のW主演です。
ジャンルは…社会派ヒューマンドラマでしょうか。
池井戸潤さん原作のドラマなので、絶対おもしろいと思っていましたが、壮大なスケールでおもしろかったです。
我が家定番の一気見しちゃいました。観始めたら止まりませんでした。笑
最近、ずっと池井戸潤さん原作のドラマばかりを観ているのですが、夫は「アキラとあきら」が一番おもしろかったと言っています。
私は大好きなドラマ「陸王」といい勝負です。ジャンルが違うので優劣つけられません…!!
今回は、「アキラとあきら」をまだ観たことがない人のために、見どころと感想を紹介したいと思います。
重要なネタバレはないので、安心してください^^
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目次
WOWOWドラマ「アキラとあきら」のあらすじ
簡単にあらすじを紹介します。
「アキラとあきら」には二人のあきらが出てきます。
大企業の御曹司としてエリートの道を歩んできた階堂彬(向井理)と実家の工場の倒産で夜逃げなど過酷な道を歩んできた山崎瑛(斎藤工)です。
名前が同じ「あきら」でも全く別の人生を歩んできた二人は、実は子供の頃にも数回出会っていて、出会うべくして出会った二人です。
そんな二人が様々な試練に立ち向かい、宿命とは何なのかを問う話です。
もっと詳しく知りたい方は、こちらをどうど。
WOWOWドラマ「アキラとあきら」の感想と見どころ
「アキラとあきら」の感想と見どころを紹介します。
時代をまたぐスケールの壮大さがおもしろい!
時代をまたぐスケールの大きさが、他の池井戸潤さんの作品と違って壮大でおもしろかったです。
幼少期からの話なので、大体30年ぐらいに渡る物語です。
「アキラとあきら」は、雰囲気がどこかドラマっぽくないんですよね。
全9話ですが、終始映画を観ているような世界観でした。
映画なら2時間ぐらいなのに、全9話もあるので、見ごたえたっぷりです。
向井理さんの演技に注目
向井理さんって、ものすっごくイケメンですよね?笑
スタイル抜群だし、英語も話せるし、頭もいいし。
だから、見た目がいいだけで演技が上手なのかなぁって疑問を持ってて、少し偏見があったんですよね。本当申し訳ないです。
向井理さんの大企業の御曹司役は、すっごくハマり役で哀愁ただよう演技がよかったです。
エリート御曹司の気品の高さや苦悩するときの表情など、向井理さんだからこその演技だったと思います。
演技のド素人が何言っているんだって怒られそうですが、向井理さんの演技には注目です!
悪過ぎる悪役がいないのに、爽快感がある
池井戸潤さん原作の作品は、善と悪がはっきりしていますよね。
「アキラとあきら」にも、もちろん悪役が出てきます。悪役というか、ただの嫌で意地悪な奴というか・・・。
ただ、絶対的な悪ではなくて、どこか憎み切れないんですよね。
悪役が悪くて嫌な奴であればあるほど、倒したときの爽快感はあると思うのですが、不思議と「アキラとあきら」は絶対的な悪がいなくても、スッキリといい終わり方でした。
どこか可愛げのある悪役が登場するのも「アキラとあきら」の見どころです。
銀行の仕事内容に驚愕
池井戸潤さんの作品は、銀行をテーマにした話が多いですよね。
正直、銀行の仕事内容は全然わかりませんが、「アキラとあきら」を観て、銀行の仕事内容を少し知れた気がします。
銀行員ってこんなに融資先の会社に踏み込んで仕事をしているのか…と驚きました。
決算書を見て、会社の経営がうまく行っている・行っていないというのも一発でわかるし、銀行員ってすごいんだなぁと本当に感心してしまいました。
一般企業や日本語学校とは、まったく別物の世界だな…と思いました。
「宿命」について考えた
「アキラとあきら」を観て、『宿命』って何だろう?『宿命』ってあるのかな?と、ふと考えました。
ちょっとスピリチュアル的な話になりますが、ご了承ください!
ドラマの中では、『運命』という言葉を使わずに『宿命』という言葉を何回も使っていました。
『宿命』という言葉は、ドラマのキーワードです。
『宿命』を考える前に、『運命』と『宿命』の違いを確認したいと思います。
『運命』とは、生まれた後に決まるもの。
『宿命』とは、生まれる前に決まるもの。
つまり、『宿命』という言葉のほうが、生まれる前から決まているので、重みがあります。
向井理演じる階堂彬は、子供の頃から祖父に「会社を継ぐのが宿命だ」と言われて育ちました。
そう言われて育ったからこそ、反発して銀行員になる道を選びました。
斎藤工が演じる山崎瑛は、父親から「困っている会社を助けてやってくれ。それが宿命だ」と言われていました。
その言葉から、銀行員として自分の理想や信念を貫きます。
宿命に翻弄される二人のあきらを見て、
「『宿命』ってあるのかな?自分の『宿命』って何だろう?」
と、自分に問いかけてみましたが、わかりませんでした。
もし『宿命』があるとしたら、自分のすることは前世から決まっていたってこと?
自分で選択したと思っていたことも、実は『宿命』だったってこと?
そんなこと考えました。
でも、よーく考えると、
もしも、『宿命』がわかっていたら、人生苦労しないですよね。
だって、何をするべきかわかるんですから^^
私たちは自分の『宿命』が何かわからないから、いろんなことに挑戦して、失敗して、悩んで、また挑戦するのかな~と思いました。
私が思ったのは、
人生の宿命は決まっている。でも、そこに向かってどんな風にどう進んで生きるのかは、自分が決める。
つまり、『宿命』は決まっているかもしれないけど、『宿命』に至るまでの選択は自分で選べるということです。
わけわかんなくて、すみません。笑
言いたいのは、「選択は自分でしよう!」ということです。
【補足】時代の流れを感じる電話に注目
「アキラとあきら」の時代設定は、バブル前からバブル崩壊後あたりです。
面白いな~と思ったのは、電話の移り変わりです。
「おお・・・!時代を感じる・・・!」と思って観てました。
ドラマの中で電話をするシーンが多いんですが、最初は携帯電話がなかったのに、途中から携帯電話が登場して、徐々に携帯電話のサイズが小さくなっていくんですよ!
携帯電話からも時代の移り変わりがわかって、なんだかおもしろいですね。
ちなみに、1980年代の頃は稟議書も手書きなんですよね。今ではパソコンが当たり前だと思いますが、当たり前は当たり前ではないと思いました。
それと同時に、昔の人って言ったら失礼ですが、パソコンがない時代に仕事をしていた人は本当に大変だっただろなぁとも思いました。
「アキラとあきら」の映画化決定!2022年8月26日に公開予定
実は、「アキラとあきら」は映画の公開が決まっていて、2022年8月26日に公開予定です。≫公式サイト
竹内涼真さんと横浜流星さんのW主演です。
うん、イメージと合っています。
ドラマでは全9話かけて30年もの歳月を描いたわけですが、映画となると2時間ちょっとぐらいですよね。
この壮大な物語をどうまとめるのか、気になります。
内容や世界観は映画っぽいので、今から映画の公開が楽しみです。
【まとめ】「アキラとあきら」は壮大なスケールで一気見間違いなし!
WOWOWドラマ「アキラとあきら」について紹介しました。
相変わらず、池井戸潤さんの原作の作品は面白いです。
「アキラとあきら」は、二人のあきらを巡る30年に渡る物語はスケールが大きく、楽しめますよ。
まだ観たことがないなら、ぜひ今度のお休みに一気見をおすすめします^^
全部で7時間ちょっとぐらいで観終わりますよ~。笑
「アキラとあきら」は、Amazon Primeで視聴できます≫「アキラとあきら」を視聴する
池井戸潤さんの原作のドラマ作品
以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。