「陸王」のドラマはもう観ましたか?
「陸王」は2017年に放送された池井戸潤さん原作のドラマなんです。
最近見たのですが、もう最高でした!!!
「陸王」は大好きなドラマの一つになりました。
陸王のストーリー自体は、王道もの?のヒューマンドラマですが、毎回感動せずにはいられません!
どんな困難があってもあきらめない姿勢
損得勘定なしで誰かを想い応援する気持ち
勇気をもらえて、大切なことを教えてくれるドラマです。
公式ホームページはこちら≫陸王
そして、ドラマのテンポもいいんですよ!!
ドラマってものによっては、行ったり来たりして、結局ストーリーあんまり進んでないよね?というのがあると思うんですが、
陸王はトントン拍子もいいとこトントン拍子に、テンポよくストーリーが展開していきます。
簡単に「陸王」のあらすじを紹介すると、
役所広司演じる宮沢紘一は、100年続く老舗の足袋屋の「こはぜ屋」の4代目社長で、
だんだん足袋が売れなくなってきた時代に、会社の存続をかけてランニングシューズの開発に挑む話です。
ザックリしすぎですかね?笑
もっと詳しくあらすじを知りたい方は、TBS「陸王」のあらすじをどうぞ。
今回は、日本語教師の視点から「陸王」で学んだことや生かしたいことを紹介しています。
まだ陸王を観ていない方は、Amazon Primeビデオで観られるので、ぜひぜひ観てみてください^^
目次
ドラマ「陸王」を日本語教師の視点で観る!
学習者と同じ目標や夢を見る!
「陸王」に学ぶ一つ目のポイントは、「同じ夢を見る!」大切さです。
世界一のランニングシューズを作りたい!という社長の熱い想いに賛同し、仲間が集まり、世界一のランニングシューズ「陸王」の完成を目指します。
陸王から学んだのは、誰かと「同じ夢を見る!」と、パワーが何倍にもなるということです。
1×1は2ではなく、3にも4にもなる!
一人じゃできなかったことも、仲間と一緒ならできる!
日本語教師として考えたことは、学習者と同じ目標や夢を持つということです。
私が日本語教師として大切にしているのは、
- どうして日本語を勉強するのか
- 日本語を使って何ができるようになりたいのか
- 日本語で叶えたい目標や夢は何か
ということです。
もちろん学習者によっては、なんとなく日本語が好きだから、仕事で必要だから仕方なく、という人もいると思います。
でも、学習者の目標や夢を共有してもらうことで、その目標や夢が叶うように全力でサポートができると思っています。
「ただ日本語を教える」のと「学習者に目標や夢があって、それが達成できるように日本語が上達するためにサポートする」のでは、
日本語教師としてのモチベーションが全然違います。
学習者と同じ目標や夢を持つことで、それに向かって一緒に頑張ることができるので、
サポートは何倍も意味のあるものになると思います。
陸王を観て、「同じ夢を見る!」のは大切だと感じました。
どんな時もサポートする!
「陸王」に学ぶ二つ目のポイントは「どんな時も、損得勘定なしで、サポートする!」ことです。
竹内涼真が演じる茂木裕人は、将来を有望視されたマラソン選手ですが、ケガをして一時期走れなくなってしまいます。
そのケガで走れないときに、こはぜ屋のランニングシューズ「陸王」に出会います。
大人の事情もあり、茂木は復活をかけたフルマラソンで、
こはぜ屋の「陸王」ではなく、世界的なシューズメーカーでるアトランティスのランニングシューズを履くつもりでした。
自分たちが作った陸王を茂木に履いてほしかったこはぜ屋ですが、
自分たちが作った陸王を履いてくれなくても、こはぜ屋のみんなは、茂木を応援し続けることを誓います。
損得勘定なしで、その人を想ってサポートするって素敵だし、すごいことだと思いました。
ついつい見返りを求めてしまいませんか?
「〇〇するから、代わりに△△してほしい!」
「〇〇したのに、どうして△△してくれないの?」
こんな風に見返りを求めて、損得勘定で考えてしまうと、人のサポートはできません。
日本語教師として、こはぜ屋のみんなのように、どんな時も学習者をサポートできたらいいなと思いました。
日本語教師は時間外労働が多いと言われています。
例えば、時間外での授業準備や宿題・テストの採点など、損得勘定で考えていたら、できないこともあります。
学習者をサポートするために、どんな時でも時間外労働をしなければならないとは思っていません。
でも、損得勘定だけを考えてしまうと、できないことって多いと思うんです。
学習者だけでなく、自分がどうありたいのかを考えて、学習者の目標や夢が叶うことが自分のやりたいこと、やりがいなら、そのために損得勘定を考えずに、全力でサポートしたいと思いました。
学習者に想いや熱意は伝わる!
「陸王」に学ぶ三つ目のポイントは、「想いや熱意は必ず相手に伝わる」ということです。
竹内涼真が演じる茂木は、フルマラソンでこはぜ屋ではないアトランティスのシューズを履くつもりでした。
しかし、こはぜ屋が損得勘定なしでどんな時でも応援してくれる姿を見て、その想いや熱意を感じて、
茂木はフルマラソンではアトランティスのシューズを履かずに、こはぜ屋のランニングシューズ「陸王」を履く決意をしました。
自分が上手く行っているときだけじゃなくて、上手く行っていないときも、全力でサポートしてくれる熱意に心が動かされ、陸王を履くことにしたのです。
日本語教師として考えたのは、学習者に熱意を持って接すれば、想いは伝わるということです。
「人」である以上、熱意や想いは伝わるはずです。
自分のことを自分以上に考えてくれる人の想いは感じますし、私自身の経験から熱意を持って接して想いが伝わったと感じた経験があります。
それについては「「日本語教師をやめよう。」と思った出来事|新人の頃の体験談」の記事に書いてありますので、よかったらどうぞ。
挑戦しないと、その先に成功はない!
「陸王」に学ぶ四つ目のポイントは、「挑戦しないと、その先に成功はない!」と、困難なことでも諦めない姿勢が大切だということです。
もともとこはぜ屋は100年以上続く老舗の足袋屋でした。
足袋屋やランニングシューズを作るなんて…と、最初は誰もが無理だと思っていました。
しかし、世界一のランニングシューズを作りたいと想う気持ちと熱意を持って、どんな困難があっても諦めずに何回もチャレンジをし続け、
最後にはランニングシューズを完成させ、企業として成功を納めます。
無理だ…と言われたときに諦めていたら?
一度失敗したときに諦めていたら?
もう絶対に方法がないと絶望したときに諦めていたら?
諦めたり挑戦しなければ、成功はありませんでした。
何か挑戦するときって、やっぱり怖いですよね。
上手く行くかな・・・
失敗しないかな・・・
そう思って、すっごくドキドキするし、周りの目も気になったりします。
「挑戦しないと、その先に成功はない!」
これは日本語教師の視点というよりも、
何かを挑戦するときや始めたいと思ったときに、陸王のどんな困難なことでも諦めないで挑戦し続ける姿勢を学びたいと思いました。
【まとめ】「陸王」は、日本語教師として学びが多いドラマ!
今回は日本語教師の視点から「陸王」のドラマから学んだことを紹介しました。
- 学習者と同じ目標や夢を見ることは大切
- 損得勘定なしで、どんな時もサポートする
- 学習者に想いや熱意は伝わる!
- 挑戦しないと、その先に成功はない
陸王は、ハラハラドキドキさせてくれ、毎回感動させてくれるドラマです。
なんだか、「陸王」の良さを120%伝えきれていない気がします・・・!!
日本語教師に生かせる学びも多かったので、まだ観ていないなら、ぜひ観てみてください!
おすすめですよ~!!≫Amazon Primeビデオで観る
続きが気になって、夜寝られなくなってしまうかもしれないので、気を付けてくださいね!笑
池井戸潤さんの原作のドラマ作品
以上、たのすけでした。
日本語教師のまとめ記事はこちら
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。