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たのすけ
N2文法「~あまり」の説明です。
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用法
接続
Nの・V/A普通形肯定+あまり *なA~だ→~な
あまりの+N+に/で
意味
- とても~ので、普通ではない結果になってしまった。
例文
- お酒をたくさん飲んだあまり、頭が痛くなってしまった。
- 急いだあまり、携帯電話を持ってくるのを忘れてしまった。
- 今週は忙しさのあまり、全然料理を作らなかった。
- 明日は初めてディズニーランドへ行く。楽しみのあまり、なかなか眠れない。
- 痛みのあまり、ほとんど眠れなかった。
- 子供の帰りが遅いので、心配なあまり何回も電話してしまった。
- あまりの驚きに、声が出なかった。
- 初めてこのお菓子を食べたが、あまりのおいしさに10個も買ってしまった。
注意事項
- 後には、普通でない結果を表す文が来る。*悪い結果が多い。
- 後には、話者の希望・意向を表す文や働きかけの文は来ない。
- 感情や状態を表す名詞に接続することが多い。 (例)忙しい→忙しさ、悲しむ・悲しい→悲しみ、驚く→驚き、心配(な)→心配
- Nのあまり=あまりのNに=あまりに~て (例)忙しさのあまり=あまりの忙しさに=あまりに忙しくて
類似文型との違い
~あげく(に)
- 意味は「~した結果、最後に」。いろいろした結果、最終的に好ましくない状況や残念な結果になってしまったことを表す。 (例)1時間も道に迷ったあげく、遅刻してしまった。
- 「~あげく(に)」と違って、「~あまり」の後件には話者の判断は来ない。(例)何時間も迷った(〇あげく ×あまり)、買わないことにした。
【参考】~あげく(に)
~すぎる
- 単なる動作のときに使う。 (例1)お酒を飲みすぎてしまった。 (例2)お酒をたくさん飲んだあまり、頭が痛くなってしまった。←「あまり」を使うときは、普通ではない結果になることを表す。
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。
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