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たのすけ
N2文法「~か~ないかのうちに」の説明です。
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用法
接続
V辞書形/た形+か+Vない形+かのうちに *同じ動詞を使う。
意味
- ~するのとほぼ同時に。
- ~が起こったすぐ後に、次のことが起こる。
例文
- 20分ジョギングをするかしないかのうちに、足が痛くなってきた。
- 最近の子供は3歳になるかならないかのうちから、英語を勉強しているそうだ。
- 映画が終わったか終わらないかのうちに、映画館を出た。
- 息子は部屋の掃除が終わったか終わらないかのうちに、遊びに出かけてしまった。
- 遊園地に着いたか着かないかのうちに、写真を撮り始めた。
- 疲れすぎて、ベットに入ったか入らないかのうちに寝てしまった。
注意事項
- 実際に起きたことに使うので、後件に意志や依頼、否定文はできない。(例)✕私の家に着くか着かないかのうちに、連絡してください。←「~ください」は依頼なので一緒に使えない。
類似文型との違い
~たとたん
- 意味は「~した瞬間/~したのと同時に」(例)窓を開けたとたん、蚊が入ってきた。
- 「~たとたん」が「~が終わってすぐ」の意味が強いが、「~か~ないかのうちに」は「終わると同時に」の意味になる。(例)空が光った(〇か光らないかのうちに 〇とたん)、雷が鳴った。←「~か~ないかのうちに」なら、光ったのと雷は同時だが、「~とたん」は光ったあとすぐ雷が鳴った意味になる。
【参考】~たとたん
~やいなや
- 意味は「~するのと同時に」(例)友達は映画を見るやいなや、すぐに寝てしまった。
- 前後関係が違う。(例1)コンサートが始まるやいなや、拍手が起こった。←コンサートが始めって、すぐに拍手が起こった。 (例2)コンサートが始まるか始まらないかのうちに、拍手が起こった。←コンサートが始まる前から、拍手が起こっている。
【参考】~やいなや
~(か)と思うと/~(か)と思ったら
- 意味は「~すると、すぐに」(例)息子は勉強を始めたと思ったら、携帯電話でゲームを始めた。
- 前件には、話し手の印象や瞬間的に思ったことが来る。(例)赤ちゃんは寝たかと思ったら、すぐ泣きだした。
- 後件には、話し手が不思議に思って注目していることがくる。
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。