N2(文法分析)

【N2文法解説】~ねばならない/~ねばならぬ|例文・用法

たのすけ
たのすけ
N2文法「~ねばならない/~ねばならぬ」の説明です。

 

用法

接続

Vない形~ないねばならない
Vない形~ないねばならぬ
ある→あらねばならない
する→せねばならない

たのすけ
たのすけ
日常会話で使うことはあまりありません。侍が出てくるようなドラマ・映画で「拙者は行かねばならぬ」とか使っているイメージがありますね。

 

意味

  • ~なければならない。

 

例文

  • 明日の試合には絶対に勝たねばならない
  • どんなことがあっても子供を守らねばならない
  • ビザが切れる前に国へ帰らねばならない
  • 出張で1カ月インドへ行かねばならない
  • 仕事は我慢せねばならないこともある。
  • 問題が解決するように、努力せねばならぬ
  • 自然が壊されるのを防がねばならぬ
  • 環境のために、ゴミを減らせねばならぬ

 

注意事項

  1. 書き言葉でやや古い言い方
  2. 社会的責任やモラルが問われる場面で使われることが多い
  3. 書き言葉の順(→硬)は「~なければならない<~ねばならない<~ねばならぬ」

 

類似文型との違い

~ざるを得ない

  • 意味は「~なければならない」(例)犬を飼いたいけど、マンションはペット禁止なので、諦めざるを得ない
  • 「事情や理由があって、~することを避けられない」という意味で、「そうしたくはないけど、状況的にしかたなく」という話し手の感情が含まる

【参考】~ざるを得ない

 

~てならない

  • 形は似ているが、意味は全く違う。
  • 意味は「とても~だ」(例)試合に負けて、悔しくてならない
  • 感情・感覚の形容詞や自発の意味を持つ言葉と一緒に使う。(感覚の言葉は「~てたまらない」の方が相性がいい)

【参考】~てならない

 

 

以上、たのすけでした。

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