N2(文法分析)

【N2文法解説】~にともなって|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~にともなって」の説明です。 使い方は2つあります。

 

用法①(~が変化すると、…も変化する)

接続

N/V辞書形+にともなって

 

意味

  • ~が変化すると、…も変化する

 

例文

  • 人口の増加にともなって、環境問題が増えていった。
  • 時代の変化にともなって、人々の考えも変わる。
  • 科学の進歩にともなって、生活は便利になった。
  • 会社が大きくなるにともなって、社員の数も増えていった。
  • 娘は成長するにともなって、きれいになった。

 

注意事項

  • 「~にともなって」の書き言葉は「~にともない」
  • 前件も後件も変化する言葉を使う。

 

類似文型との違い

~とともに

  • 意味は「~が変化すると、…も変化する」(例)年を取るとともに、白髪が増えた。

【参考】~とともに(用法③)

 

~につれて

  • 意味は「~が変わると、…も変わる」(例)娘は大きくなるにつれて、きれいになった。

【参考】~につれて

 

~にしたがって

  • 意味は「~が変化すると、…も変化する」(例)電化製品の普及にしたがって、家事は楽になった。

【参考】~にしたがって

 

用法②(~と一緒に、…も起こる)

接続

N/V辞書形+にともなって

 

意味

  • ~と一緒に、…も起こる
たのすけ
たのすけ
ある事に付随して、起こることを表します。 前件の事がきっかけで、後件が起こります。

 

例文

  • 地震にともなって、津波も起こった。
  • 転勤にともなって住む場所も引っ越しした。
  • 日本人の女性は結婚にともなって、名字が変わる。
  • ABCデパート消費税が10%になるにともなって、セールをする予定だ。

 

注意事項

  • 「~にともなって」の書き言葉は「~にともない」

 

以上、たのすけでした。

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