N2(文法分析)

【N2文法解説】~かいもなく/~かいがない|例文・用法

たのすけ
たのすけ
N2文法「~かいもなく/~かいがない」の説明です。

 

用法

接続

Vた形/Nするの+かいもなく/かいもない

たのすけ
たのすけ
「~かいもなく」は、「も」が脱落して「~かいなく」という言い方もあります。

 

意味

  • ~した効果がない。
  • ~が報われないで。

 

例文

  • 遅くまで練習したかいもなく、試合に負けてしまった。
  • 何回も面接の練習をしたのに、落ちてしまった。頑張ったかいがなかった
  • 夫の好きな料理を作ったかいもなく、夫は飲み会だった。
  • 海外に旅行に行ったかいもなく、雨で観光できなかった。
  • ジムに高いお金を払ったかいもなく、忙しくて通えなかった。
  • 1時間並んだかいもなく、ラーメンは売り切れで食べられなかった。
  • 治療のかいもなく、病気はよくならない。
  • 努力のかいもなく、N2に不合格だった。
  • 説得のかいもなく、両親から留学の許可が出なかった。

 

注意事項

  • 動作を表す動詞や行為を表す名詞につく。

 

類似文型との違い

~かいがあって/~かいがある

  • 意味は「~した効果があって/~が報われて」(例)頑張ったかいがあって、10kg痩せた。

【参考】~かいがあって/~かいがある

 

~がい

  • 意味は「~するのに十分な意義・価値がある」(例)私は日本語教師の仕事にやりがいを感じている。

【参考】~がい

 

 

以上、たのすけでした。

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