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たのすけ
N2文法「~かねない」の説明です。
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用法
接続
Vます形+かねない
意味
- (悪い結果になる)かもしれない。
たのすけ
可能・不可能に関係なく、「そうなってしまうかもしれない」という意味を表します。
意味
- 田中さんはいつも遅刻するから、今日も遅刻しかねない。
- 1日にたばこを20本も吸っていたら、将来病気になりかねない。
- 雨に濡れたままでいると、風邪を引きかねない。
- 問題があったら部長に早く報告したほうがいいよ。もっと大きな問題になりかねない。
- 運転しながらメールを打っていたら、事故を起こしかねない。
- A:誰、ここに落書きしたの? B:太郎くんなら、やりかねないよ。
たのすけ
話し手の心配や不安、警戒している気持ちを表します。
注意事項
- 書き言葉。
- 自分のことには使えないが、自分でコントロールできないことには使える。(例)✕宿題をしないと先生に怒られかねない。←宿題をするかしないかは自分でコントロールできることなので、違和感。
- 現在の状態から悪い結果になるときに使う。いい結果になるときは使えない。いい結果になるときは「~かもしれない」を使う。(例)✕束の時間に(✕間に合いかねない 〇間に合うかもしれない)。←いいことは「~かねない」を使う。
類似文型との違い
~おそれがある
- 意味は「~という心配がある」(例)明日は大雪のおそれがあります。
- 「~かねない」の方が「~おそれがある」よりも原因がはっきりしている。(例)田中さんは体を(〇壊すおそれがある △壊しかねない)。→はっきりした原因があれば可能。(例)田中さんは毎日12時間も働いているので、体を壊しかねない。〇
【参考】~おそれがある
~かねる
- 意味は「(話し手の立場・状況・気持から)~できない」(例)お金がないので、大学に進学するかどうか決めかねています。
【参考】~かねる
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。
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