N1(文法分析)

【N1文法解説】~ことなしに|例文・用法

たのすけ
たのすけ
N1文法「~ことなしに」の説明です。

 

用法

接続

V辞書形+ことなしに

 

意味

  • ~しないで。
たのすけ
たのすけ
「普通は~がつきものだが、~がなくて…だ」「本来は~するが、それをしないで…だ」という意味です。

 

例文

  • 8時から12時まで、休憩することなしに、会議を続けた。
  • 連絡することなしに、急に家に来ないでください。
  • 治らない病気になったら、苦しむことなしに死にたい。
  • いつも考えることなしに行動してしまうので、これからはよく考えてから行動します。
  • 人に迷惑をかけることなしに生きるのは難しい。
  • 日本では18歳以下は、親の同意することなしに、結婚することはできない。
  • 練習することなしに、優勝はできません。
  • 努力することなしに、N1は合格できないと思ってください。

 

注意事項

  1. 改まった場面で使われることが多く、書き言葉
  2. 「AすることなしにBできない」のように、後件に可能性を打ち消す言葉が来ると、「AしなければBができない/Aをしようと思ったら、Bをすることを避けられない」という意味になる。

 

類似文型との違い

~ことなく

  • 意味は「~しないで」(例)地震のときは、慌てることなく行動してください。
  • どちらも改まった場面で使われるが、「~ことなしに」よりも「~ことなく」の方が使われる。

【参考】~ことなく

 

 

以上、たのすけでした。

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