N2(文法分析)

【N2文法解説】~ものだから/~もので/~もの|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~ものだから/~もので/~もの」の説明です。

 

用法

接続

普通形+ものだから/もので *なA/N~だ→~な
普通形+もの

たのすけ
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「です/ます」につくことも可能。上品な言い方で、女性が使う。

 

意味

  • 「~ので」と言い訳をする。
たのすけ
たのすけ
言い訳を言うときに使います。客観的な事実を表すので、「仕方がない」というニュアンスになります。

 

例文

  • 電車が遅れたものですから、遅刻してしまいました。
  • 初めてなものですから、間違えてしまったらすみません。
  • 最近忙しいもので、連絡ができませんでした。
  • 日本語がまだ下手なもので、失礼なことを言ったらすみません。
  • まだ学生なもので、社会のことはよくわかりません。
  • A:眠そうだね。 B:昨日寝られなかったものだから
  • A:注文しすぎじゃないですか。 B:お腹がすいているもので
  • A:魚、食べないの? B:うん、魚嫌いだもん

 

注意事項

  1. 話し言葉。
  2. 後に命令や意向を表す文は来ない。
  3. もの」は文末に使う。特に女性や子供が使う。
  4. 「ものですから/もので」の後の文は、省略することも可能。
  5. さらにくだけた言い方は、「もんだから/もんで/もん」

 

類似文型との違い

「~から/ので」との比較

  • 「~ものだから」には、言い訳のニュアンスが含まれる。(例)電車が遅れたものですから、遅刻してしまいました。(電車が遅れたので、仕方がなかったんです。分かってくれますよね・・・?)
  • 「~ものだから」は、後件に命令や意向を表す表現がとれない。(例1)暑い(?から 〇ので ×ものだから)、窓を開けていただけませんか? (例2)疲れた(〇から ?ので ×ものだから)、休もう!

【参考】理由の「から」と「ので」の違いは?|日本語文法の基礎知識

 

 

以上、たのすけでした。

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