N3(文法分析)

【N3法解説】~だけでなく|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N3文法「~だけでなく」を説明します。

 

用法

接続

普通形+だけでなく
*なA-だ~→~な・~である/N-だ・~である

 

意味

  • ~のほかに。
たのすけ
たのすけ
「両方とも」「どちらとも」と言いたいときに使います。単なる付け加えをしたいときに一番使われる表現です。

 

例文

  • 田中さんは昼間はスーパーで働いているだけでなく、夜さえコンビニで働いている。
  • ダイエットするときは甘い物を食べないだけでなく、運動もしたほうがいいよ。
  • 今日は寒いだけでなく、雪まで降っている。
  • このアパートはスーパーが近くて便利であるだけでなく、周りも静かで住みやすい。
  • キムさんは日本語が上手なだけでなく、英語も上手だ。
  • このケーキ屋ではケーキだけでなく、アイスクリームも食べられる。
  • 申し込み書には、住所と氏名だけなく、メールアドレスも必要です。
  • A:だけじゃなくて、野菜も食べなさい。 B:はーい、わかったよ。

 

注意事項

  1. 後件には「も・さえ・まで」などが一緒に使われる。
  2. 話し言葉は「~だけじゃなく」になることが多い。

 

類似文型との違い

~に限らず

  • 意味は「~だけでなく、ほかに」(例)日本のアニメは日本に限らず、さまざまな国でも人気がある。
  • 「AだけでなくB」はAもBも両方の意味であるが、「Aに限らずB」は、Bの範囲が限定されずさらに広い範囲を表す。

【参考】~に限らず

 

~ばかりか

  • 意味は「~だけでなく、さらに」(例)彼はデートに遅れたばかりか、家に財布も忘れてきた。
  • 後件に意志・命令・依頼の表現はほとんど来ない。

【参考】~ばかりか

 

~ばかりでなく…も

  • 意味は「~だけでなく…も(さらに)」(例)台風が来ている。雨ばかりでなく、風強くなってきた。

【参考】~ばかりでなく…も

 

~のみならず

  • 意味は「~だけでなく、ほかにも」(例)田中さんはミスをしたのみならず、ミスの報告もしなかった。
  • 「~だけでなく」よりも、「~のみならず」のほうが硬い言い方。

【参考】~のみならず

 

 

以上、たのすけでした。

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