「海外で日本語教師をしてみたい!」
「海外で日本語教師をしたいけど、海外で日本語を教えるってどんな感じかな?」
「海外で日本語教師をすることになったけど、ちょっと不安…」
こんな疑問を持っていませんか?
この記事を読めば、以下の疑問が解決します。
「海外で日本語教師として働きたい」なら、ぜひこの記事を読んでみてください。
新卒で、海外で日本語教師をしたいけど迷っているなら、「新卒で、すぐに海外で日本語教師として働くことに迷っていますか?」の記事も参考にどうぞ。
目次
海外で日本語教師をすると、どんな感じ?
海外で日本語教師として働くイメージをしやすいように、4つお伝えします。
- 日本語教師の役割は、授業がメイン
- 教材が少ない
- 学生が授業に遅刻する・無断で休む
- ネイティブの日本人というだけで、重宝される
詳しく解説します。
1.日本語教師の役割は、授業がメイン

海外で日本語教師をすると、仕事のほとんどは授業と言ってもいいです。
午前+午後のダブル授業とか普通にあります!
現地の先生が文法を教えて、日本人は会話授業がメインの学校も多いです。
もし、日本語の授業を未経験で海外に行くなら、行く前に教案を書いておいたほうがいいです。
可能なら、使用する教科書を聞いて事前に授業準備をしていくことをおすすめします。
なぜなら、現地に行って授業準備をする暇もないほど授業があるかもしれないからです。
(学校によって、教える授業のコマ数は違うので、授業ばかりではない学校もあります)
日本語の文法の本も現地では買えないので、持って行きましょう。
おすすめの文法書はこちら≫日本語教師におすすめの本|文法書・初級・中級・JLPT・ビジネスなど
2.教材が少ない

海外の日本語学校には、十分な教材がない場合が多いです。
教材とは、絵カードやFC(フラッシュカード)です。
現地に行く前に、学校に絵カードやFCがあるか確認できるなら、したほうがいいですね。
教材がない場合は、日本からデータにして持っていくと、現地に行ってから役に立ちます。
当サイトでもFCなどをダウンロードできます。教材無料ダウンロード一覧があるので、よかったらご利用ください。
3.学生が授業に遅刻する・無断で休む

海外は、日本みたいに時間に厳しくありません。
学生が授業に遅刻したり、無断で授業を休むことも多いです。
文化の違いもあるとは思いますが、お金を払って申し込んだのに、来ない人もいるから不思議です。(仕事をしながら日本語学校に通っているので、仕事の都合で来られない人もいます)
趣味で日本語を学んでいる人もいると思いますが、日本への留学や就職を考えている学生には、日本のルールとして「遅刻や無断欠席」はよくないことを伝えましょう!
日本へ行ったとき、日本のルールを知っておくと本人のためになります。
4.ネイティブの日本人というだけで、重宝される

海外に行くと、日本人というだけで、日本人の先生は重宝されるし、学生からは人気があります。
これは海外で教える最大のメリットかもしれません!笑
日本語を勉強している学生にとって、ネイティブの日本語が聞けるのは有り難いみたいです。
しかも、勉強した日本語で会話ができたら、モチベーションも上がりますよね!
私たち日本語教師は、学生に期待に応えられるように、質のいい日本語の授業をしましょう。
海外の日本語教師の需要について

海外の日本語教師、求人はあるの?
海外の日本語教師の求人はたくさんあります。
基本的には、アジアの求人がほとんどです。
特に、日本語学習者が多い中国やベトナムの求人は多く、1年を通してたくさんあります。
海外に行きたいけど求人がなくて・・・ということはありませんのでご安心ください!!
海外の日本語教師の求人を探したいなら、「日本語教師の求人サイトまとめ|10サイトから好みの求人を探そう!」の記事に日本語教師の求人サイトをまとめていますので、ご覧ください。
海外で日本語教師として働くときの条件は?
募集条件は日本と同じで、下の「3つのうちのどれかを満たしている」ことが条件の日本語学校が多いです。
- 日本語教師養成講座420時間 修了者
- 日本語教育能力検定試験 合格者
- 大学で日本語教育主・副専攻 修了者
上の「3つの条件のそれかを満たしている」ことが多いと書いたのは、日本人なら誰もいいという日本語学校も多数存在しているからです。
その場合は未経験者可と書いてあります。
日本人なら誰でも海外の日本語学校で働けば、「ネイティブの先生」になれちゃうわけです。
日本人なら誰でも日本語の先生になれるの?
この質問の回答は、「YES」です。
日本語教師の資格がなくても海外に行けば「先生」と呼ばれて重宝されます。
「日本人だから日本語が教えられる」というものではありませんが、残念ながら「日本人なら誰でもいい」という学校もあるんです。
海外の求人を見ていると、最近は海外の日本語学校も日本語教師の資格が必須になってきている学校も多いようですね。
海外で日本語教師をするときに、何が必要?

海外で日本語教師をするときに必要なのは「やる気」と「覚悟」です!
海外で日本語教師をすると、授業がメインの仕事になります。
経験のある日本語教師の方はわかると思いますが、授業準備はそれなりに大変です。
授業準備に授業に体力を使いますので、日本語教師としての「やる気」がないと続きません。
【参考】授業準備が終わらない!?~日本語教師の授業準備にかかる時間~
日本語教師になる『覚悟』も必要です。
- お金をいただいている立場であること。
- 学生にとっては、日本語教師の資格の有無に関係なく「教師」である。
- 日本語教師になったからにはきちんと日本語を教える。
- 授業に手を抜いてはいけない。
海外で日本語教師をするなら、日本人の日本語教師の代表です。
「やる気」と「覚悟」を持って、仕事をしましょう。
【まとめ】海外で日本語教師をするなら、「やる気」と「覚悟」を持ってやろう!

海外で日本語教師として働くイメージはついたでしょうか?
海外で日本語教師をするなら、『やる気』と『覚悟』は必須です。
海外でしかできない経験もありますので、海外で日本語教師をしたいと思っているなら、ぜひ挑戦してみてください。
海外での経験は、あなたの素晴らしい財産になりますよ!
海外で日本語教師をする前には、「海外で日本語教師|住民票・国保・健康保険・海外保険はどうすべき?」の記事もご覧ください。
以上、たのすけでした。
日本語教師のまとめ記事はこちら
≫日本語教師になりたい方向けのまとめ記事
≫授業のやり方や教え方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
≫【完全保存版】日本語授業のやり方や教え方がわかるまとめ記事
≫働き方で悩んでいる日本語教師の方向けのまとめ記事
日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。