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たのすけ
N3文法「~にとって」の解説です。
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用法
接続
N+にとって
たのすけ
Nには人や組織を表す言葉がきます。
意味
- ~の立場・視点からいうと。
例文
- 私にとって、家族が一番大切だ。
- 彼にとって、彼女との問題はとても重大だ。
- 外国人にとって、漢字を覚えるのは大変だ。
- 留学生にとって、アルバイトより勉強のほうが大切だ。
- パワーポイントで資料を作るのは田中さんにとっては簡単でも、私にとっては難しい。
たのすけ
青いマーカ―に注目!どんな言葉がくるかは注意事項を見てください。
注意事項
- 後件にくる言葉は、評価を表す言葉(大切、重大、貴重、難しい、簡単、大変など)、可能や不可能表現(可能、不可能、無理)がくる。
- 後件は、主観の意味がある言葉や意志、
義務の言葉は結びつきにくい。
類似文型
~として
- 意味は「~の立場/観点/資格で~をする」。(例)教師として働いている。
【参考】~として
~対して
- 意味は「~に(対象)」(例)お客様に対して丁寧な言葉を使う。
【参考】~に対して(用法②)
~にしたら/~にすれば/~にしてみたら/~にしてみれば
- 意味は「~の立場になってみれば」(例)寒がりの女性にしたら、この部屋は寒いと思う。
- 「~にとって(は/も)」は、物にも付くことができるが、「~にしたら/~にすれば/~にしてみたら/~にしてみれば」は、人にしか付くことができない。(例)パソコン(×にしたら 〇にとっては)、水は大敵だ。
- 「~にしたら/~にすれば」は、「私」を主語にできない。(例)私(×にしたら 〇とっては)、この問題は難しい。
【参考】~にしたら/~にすれば/~にしてみたら/~にしてみれば
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。