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たのすけ
N2文法「~つつ(も)」の説明です。
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用法
接続
Vます形+つつ(も)
たのすけ
「~つつ」よりも「~つつも」のほうが、逆説の意味が強くなります。
意味
- ~ているけれども。
たのすけ
この文法は、心の動きと行動が違っているときに使います。
例文
- つまらないと思いつつ、ずっとテレビを見てしまった。
- 体に悪いと知りつつも、お酒をやめられない。
- 息子は起きると言いつつ、なかなか起きてこない。
- 勉強しようと思いつつ、やる気が出ない。
- よくないと知りつつ、人が見ていないとき、赤信号を渡ってしまう。
- 姉はダイエットしていると言いつつも、お菓子ばかり食べている。
- 早くLINEの返事をしようと気にしつつも、まだ返事をしていない。
注意事項
- 前後の主語は同じ。
- 後件には、話者の推量・希望・意向などを表す文や働きかけの文は来ない。(例)勉強しようと思いつつも、明日はするつもりだ。×
- 心の動きや言語活動に関係する動詞につく。 (例)思う、知る、信じる、言う、あきらめる
類似文型との違い
~ながら(も)
- 意味は「~けれども」(例)田中さんは結婚していながら、独身だと言っている。
- 「~ながら」よりも、「~つつ(も)」のほうが、話し手の不満は少ない。
【参考】~ながら(も)
~つつ(同時進行)
- 形は似ているが、意味は異なる。意味は同時進行。 (例)景色を楽しみつつ、ドライブした。
- 「~ながら」よりも書き言葉的。
【参考】~つつ(同時進行)
~つつある
- 形は似ているが意味は異なる。
- 意味は「今まさに~している」(例)台風が近づきつつあるので、気をつけてください。
- 完成の方向に向かって動作が進行中であることを表す。
【参考】~つつある
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以上、たのすけでした。
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日本語教師たのすけです。
恥ずかしがり屋で引っ込み思案・周りの目を気にしすぎる私でも、日本語教師の仕事にやりがいを持って働けるようになった授業のやり方を中心に、発信しています。