N2(文法分析)

【N2文法解説】~つつ(も)(逆接)|用法・例文

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たのすけ
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N2文法「~つつ(も)」の説明です。

 

用法

接続

Vます形+つつ(も)

たのすけ
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「~つつ」よりも「~つつも」のほうが、逆説の意味が強くなります。

 

意味

  • ~ているけれども。
たのすけ
たのすけ
この文法は、心の動きと行動が違っているときに使います。

 

例文

  • つまらないと思いつつ、ずっとテレビを見てしまった。
  • 体に悪いと知りつつも、お酒をやめられない。
  • 息子は起きると言いつつ、なかなか起きてこない。
  • 姉はダイエットしていると言いつつも、お菓子ばかり食べている。
  • 勉強しようと思いつつ、やる気が出ない。
  • よくないと知りつつ、人が見ていないとき、赤信号を渡ってしまう。

 

注意事項

  1. 前後の主語は同じ。
  2. 心の動きや言語活動に関係する動詞につく。 (例)思う、知る、信じる、言う、あきらめる

 

類似文型との違い

~つつ(同時進行)

  • 意味は同時進行。 (例)景色を楽しみつつ、ドライブした。
  • 「~ながら」よりも書き言葉的。

【参考】~つつ(同時進行)

 

~ながら(も)

  • 意味は「~けれども」(例)田中さんは結婚していながら、独身だと言っている。
  • 「~ながら」よりも、「~つつ(も)」のほうが、話し手の不満は少ない。

【参考】~ながら(も)

 

以上、たのすけでした。

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