N2(文法分析)

【N2文法解説】~つつ(同時進行)|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~つつ」の説明です。

 

用法

接続

Vます形+つつ

 

意味

  • ~ながら。(同時進行)
たのすけ
たのすけ
一つの動作をしながら、同時にもう一つのことをするときに使います。

 

例文

  • 景色を楽しみつつ、ドライブした。
  • 先生と相談しつつ、どこの大学に進学するか決めます。
  • N2の結果を期待しつつ、待っている。
  • 子供の面倒をつつ、資格を取る勉強をしている。
  • お互いの両親と相談つつ、結婚式の日を決める予定だ。
  • 子供は経験を積みつつ、大人になる。
  • 将来の仕事を考えつつ、行きたい大学を選んでください。

 

注意事項

  1. 「AつつB」で、「Aの状態でB」というニュアンスが強い。
  2. 後件がメインのこと。

 

類似文型との違い

~ながら

  • 同時進行の意味。(例)音楽を聴きながら、勉強している。
  • 「~ながら」より「~つつ」のほうが、書き言葉的。
  • 「~ながら」のほうが、動作性が強い。(例)テレビを見(〇ながら ✕つつ)、ご飯を食べている。

 

~つつ(も)(逆接)

  • 形は似ているが意味は異なる。
  • 意味は「~ているけれども」(例)体に悪いと知りつつも、お酒がやめられない。
  • 心の動きや言語活動を表す言葉につき、心の動きと行動が違っている様子を表す。

【参考】~つつ(も)

 

~つつある

  • 形は似ているが意味は異なる。
  • 意味「今まさに~している」(例)足のけがは、治りつつある

【参考】~つつある

 

以上、たのすけでした。

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