N2(文法分析)

【N2文法解説】~ようものなら|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~ようものなら」の説明です。

 

用法

接続

V意向形+ものなら

 

意味

  • もし~したら、大変なことになる。
たのすけ
たのすけ
やや誇張した言い方で、「万が一、そんなことになったら大変な事態が生じる」ときに使います。

 

例文

  • 父は厳しいので、夜遅く帰ろうものなら、怒られると思う。
  • 家の鍵をなくそうものなら、大変なことになる。
  • 浮気でもしようものなら、彼女に振られるでしょう。
  • 試験に1分でも遅れようものなら、試験を受けられない。
  • 結婚記念日を忘れようものなら、妻に何を言われるかわからない。
  • 東京から大阪まで自転車で行こうものなら、何時間かかるかわからない。
  • VIPのお客様の名前を間違えようものなら、大変なことになる。
  • 田中さんが会社の社長になろうものなら、その会社の将来が心配だ。
  • 子供を注意しようものなら、親が文句を言ってくるだろう。

 

注意事項

  • くだけた言い方で「もんなら」になる。(例)家の鍵をなくそうもんなら、大変なことになる。

 

類似文型との違い

~ものなら

  • 意味は「もしできるなら、~したい」(例)20年前に戻れるものなら、戻りたい。

【参考】~ものなら

 

以上、たのすけでした。

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